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(回答先: 日本では、新たなWTC衝突場面やイスラム原理主義者がシナゴークを占領・ミサイル発射準備のニュース 投稿者 ジャック・どんどん 日時 2009 年 9 月 14 日 22:22:43)
オリバーストーンの「ワールドトレードセンタービル」の映画はスペインでも国営放送が流していました。もっとも大部分のスペイン人にとってはそれどころじゃなく、街にあふれる失業者とバタバタつぶれる小規模な店、若者は集まって酒を飲んで警官隊と激突、民衆はせめてサッカーで大騒ぎしてうっぷんをはらすしかない、といった状態が続いています。
テロと言えば、こっちではETA(バスク過激派)テロのうさんくさい報道が散々に流されていますが、なぜか不景気の進行につれてETAのテロとその報道が増えるんですよね。それに加えて保守派野党の国民党幹部を巻き込む巨大汚職事件の摘発、それに対する検察庁内部の極右グループからの反撃などなど、不景気や政府による増税案などの、一般国民にとって本当に重大な問題から目をそらさせるように、次々と話題が提供されています。
やらせ、でっち上げ、情報操作はどこの国でもやっていることですが、そのたびに何かが覆い隠されるわけですね。
でも、本当の闘いは今からですよ。
9・11に関して言えば、今年になってやっと、本格的追求のためのまともな材料が整ってきたという段階です。そして、貧困化の進む日本の情況は9・11と直結しています。それは単に「対テロ戦争」でゼニをむしりとられているということだけではなく、より本質的には、謀略と戦争を必然的な手段とする経済体制の問題です。そしてそれを強引に押し付けたアメリカと、それを喜んで受け入れ日本に植えつけた売国奴どもの存在があります。単に「過去に戦争のきっかけとなった政治謀略があった」という話ではないのですね。
この点については(CMです)きくちゆみさんと私の共著「テロ&戦争詐欺師たちのマッチポンプ」に詳しく書かれています。しかし、大きな流れを見ていますと、日本の中で同様の論調が次第に形を取りつつあるように思えます。9・11の追求は、各国で、国民の生きるための闘い、自立を求める闘いと結び付いて、初めて本格的になれると思います。今までは単なる「前哨戦」に過ぎません。マスコミによる愚民化は相変わらずのようですが、一方でマスコミに対する不信感も今までになく広がっているのではないでしょうか。