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核兵器廃絶の風、世界へ 政府、市民に「行動を」 64回目「長崎原爆の日」【西日本新聞】
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/114333
2009年8月9日 19:59 カテゴリー:九州 > 長崎
長崎は9日、64回目の原爆の日を迎えた。
長崎市松山町の平和公園では長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が営まれ、約5800人の参列者が原爆投下時刻の午前11時2分に合わせて黙とうした。
田上富久長崎市長は平和宣言で「核兵器のない世界」を提唱したオバマ米大統領のプラハ演説への支持を表明するとともに、核保有国や開発中とされる計10カ国の指導者の名を挙げて、長崎訪問と核兵器廃絶へ向けた行動を求めた。
田上市長は、プラハ演説について「核超大国の米国が核兵器廃絶に一歩踏み出した歴史的な瞬間」と評価する一方、5月に再度の核実験を強行した北朝鮮を非難。
「核抑止力に頼り、核兵器が存在する限り、こうした危険な国家やテロリストが現れる可能性はなくならない」と指摘した。
その上で、米ロ英仏中の核保有5カ国に対し「核軍縮の責務を誠実に果たすべきだ」と迫り、インドやパキスタン、北朝鮮、イスラエル、イランも加えた「核兵器禁止条約」採択への取り組みを進めるよう要求。
これら10カ国の指導者の長崎訪問を求めた。
また、市民にも「それぞれの暮らしの中で大統領の演説を支持する取り組みを始めよう」と提案。
ようやく芽生えた核廃絶の希望を世界に広げ、育てるよう呼び掛けた。
式典には、麻生太郎首相のほか、鳩山由紀夫民主党代表、志位和夫共産党委員長、福島瑞穂社民党党首も出席。
海外からは、国連総会のミゲル・デスコト・ブロックマン議長や、核保有国のロシアを含む過去最多の29カ国の大使らに加え、世界177の都市や非政府組織(NGO)、長崎市で開催中の平和市長会議の参加者も参列した。
式典では、この1年に亡くなった被爆者3304人の名簿3冊が納められ、奉安者は計14万9266人となった。
長崎市内の被爆者は4万4032人で、全国の被爆者の平均年齢は75・9歳(いずれも3月末現在)。
=2009/08/09 西日本新聞=
【ワヤクチャ】オバマをはじめ核保有国の元首を全員広島長崎に訪問させよう。核廃絶の動きを加速させる為に。