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(回答先: 欧州のシンクタンクが予測するアメリカ覇権終焉(ドル崩壊)後の世界 投稿者 姉葉大作 日時 2009 年 7 月 22 日 11:49:04)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0721&f=business_0721_053.shtml
S氏の相場観:恐怖の秋がやってくる!?
2009/07/21(火) 11:28
毎年というわけではないのですが、秋というのは経済に世界的な大打撃が起こる可能性の高い季節だという事はご存知でしょうか?一番記憶に新しい所ではリーマンショックや911テロが秋に起こっているのですが、ブラックマンデーも暗黒の木曜日も、いずれもこの季節に起こっているのです。だから秋は警戒!というわけではないのですが、今年の秋は何か大きな事が起こりそうな気配を感じており、それが起こる予兆を全力で感じ取らなくてはならないと考えております。
過去の大暴落では、多くの投資家や企業が大ダメージを負ったのですが、これらの大暴落から逃れる術は無かったのでしょうか?大暴落だったのだから逃げれるはずも無い・・・と諦めては行けないと思います。事実私自身も911テロでは逃げ遅れましたしたが、リーマンショックは完全に逃げ遅れたというほどではありませんでした。リーマンショックも大きなダメージは負いましたが、911ほどのショックにはなりませんでしたし、経験を積み重ねる事により大きなショックを予兆したり、対応方法を検証したりする力が備わってきたということでしょう。
そもそも、ブラックマンデーでも、911テロでも、どんな大暴落でもインサイダー的売りぬけや、売り仕掛けというものが行われており、相場の勘を上回る力での取引が行われているのは事実です。どこの誰とまでは言及しませんが、本当の権力者にとっては、予期せぬこととは天変地異位なものでしょう。それ以外の事で暴落が起こって損をするという事は無いと言っても過言ではなく、天変地異にしてもその後にしっかり儲けるような仕組みは作られておりますので、もしかしたら無敵なのかも知れません。いずれはこんな馬鹿げた事も終わるかとは思いますが、今はそれに逆らっても仕方の無い事ですから、それを研究し、自身の投資活動に生かしていけば良いのではないでしょうか。
こう書いてしまうと、今年の秋には暴落が!?と思われてしまうかもしれませんが、大きな何かが起こる可能性は高いが、思ったよりも株価はぶれず、逆に大きな上昇が始まるという可能性があるのではないかと見ております。実際には世界の経済状態はまだまだ悪化が続き、株を買えといわれても買いたくない状態が続きますし、経済の回復を待っていたら当分株など買う事はできないでしょう。何せ経済の上昇が株価の上昇につながる相場ではなく、株価の上昇が経済を上昇させるという状態になる可能性が高いのです。
経済学の立場からいえば、殆どの学者はそれはダメだという事でしょう。そして、事実ダメなはずなのですが、今回の場合は日米欧が共通で望んだ姿が、株価の上昇を経済の上昇につなげるという事なのです。悪材料という腐敗物の入った瓶に蓋をして倉庫に積み上げて行っている状態です。ですから、それが崩れて中身が放出されたら大変な事になりますが、うまくすればその腐敗物もいずれは分解されて無害になりますからね・・・。とりあえず大地震が来ないことを祈る他はありません。
何かが起こって大暴落なのでは?という考えを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、大暴落の危険性は殆ど感じておりません。ここで大暴落が起こるならば、今までやってきた事は全て水泡と帰すわけで、資本主義経済自体が崩壊し、世界のお金は全て紙屑となります。そうなれば現金を持っていても何の意味もなくなるわけで、何をしようと無意味という事になるのです。まあ、金を持っていれば世界の通貨が紙屑になっても生き残れますが、全資産を金へというのは現実的ではありませんしね・・・。
疑いは常に必要な要素でありますが、今世界が取り組んでいる経済対策というか、株価対策に対しては大きな不安を持ってはいけないかと思います。これからも米国債が増え続け、ドルが増え続けて行くのに米国債の格付けはAAAのままでしょう。将来の格下げがあるならば、とっくに格下げになっていなくてはならないのです。現時点で格下げになっていないという事は、今後も格下げにするつもりは無いという事でしょう。怖い賭けですが、核ミサイルを用意している相手に対し、使わないであろうという賭けをしているのと同じ事です。逆らったら押されますけどね・・・。だから世界は米国債を買い続けるしかないのです・・・。
オバマ大統領を見てください。世界中を旅して友好をアピールし、友達で居たかったら国債を買えと、二流のセールスマンをやっております。セールスマンというか、やくざみたいな交渉ですけどね・・・。一般人からの絶大な支持を得ているオバマ氏ですから、国民が指示すれば政府はそう動くのが当然であります。さて、この腐敗物の蓋・・・だれも開けない事祈るばかりですが、世界を何度も破壊しつくすほどの核のボタンは一度も押されてませんし、きっとこの蓋も誰もが開けずに・・・という事になるのではないかと思いますが・・・。やっぱり怖いというのは本音です。しかし、それも乗り越えなくては株で利益を出す事は出来ないといえるでしょう。難しい局面ではありますが、先を見据えてしっかりと対応して行きたいところであります。(執筆者:S氏<日本株第1号、カリスマブロガー>)