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(回答先: 「経済・金融板」でまたバッサ、バッサと情勢分析をお願いします 投稿者 DOMOTO 日時 2009 年 7 月 04 日 22:35:54)
実は最近の中国、日本、韓国のマーケットの動きは北朝鮮情勢と関係が深いとみています。
不況に入った世界経済を活入れするには、需要の創造が必要ですが、それは今まで数多くの「戦争」で賄われてきたように思われます。
しかし、近年の米国や旧ソ連を見ても明らかな通り、戦争による「需要」は国家に対して大きな負担、マイナス作用をもたらします。
(需要は創造できても、労働力や資源、資本が同時に失われ、資源も拡散してしまうので結局は一部しか儲からない)
東アジアにおいて最後に残された大きな「需要創造物」として、北朝鮮は理想的な存在です。
人道的には、あまり考えたくはありませんが・・・・戦争、崩壊、政権交代による「改革開放」のいずれのシナリオも東アジアに莫大な需要を長期間に渡ってもたらします。
6カ国協議に関わる国々はいずれも世界的に見れば「金持ち」です。
朝鮮半島の混乱はいずれの国にとっても直接的に大きな「損失」につながります。
つまり周辺6カ国は、戦争であろうが、崩壊であろうが、開発であろうが「カネ」を使って何とかしなけばならない条件にあると見ています。
信用バブル崩壊で世界中で需要が不足し不況となっている現在の状況では、まさに北朝鮮は格好の「需要創出物」になり得る存在となっています。
私個人の状況分析では「戦争」は確率で言えば5%未満、「崩壊」は35%、「改革開放への路線転換」は60%と見ています。
改革開放への路線転換ならば、鉄鋼、鉄道(車両、コンテナ)、セメント、プラント等のインフラ関連株は非常に有望でしょう。
朝鮮戦争以来、数十年を経て第二次の「特需」が東アジアを潤す可能性があると見ていますが・・・・・・
どうなりますか・・・・・・・。
ちなみに私は「商業系銀行」に勤務しておりますが「投資銀行」というふざけた名称の金融マンは大嫌いです。
ニポン古来の銀行マンの呼び方では彼らは「株屋」です。やっている事は昔も今もあまり代わらないように感じます。自分だけ儲かればよいというスタイルは好きになれません。
また、復活しますので、お楽しみに・・・・・・