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どういう風の吹き回しか、あれほどヒステリックに「緑の革命」とイラン現政権による革命は弾圧を報道してきたCNNニュースがこんな報道をしています。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200907020012.html
「ニューズウィーク記者がでっちあげ告白」とイラン通信社
【一部のみをコピー・貼り付け】
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テヘラン(CNN) イランのファルス通信は1日、同国で逮捕された米誌ニューズウィークの記者が、「外国メディアのためにでっち上げの記事を書いた」と告白したと伝えた。
ファルス通信によると、マジア・バハリ記者(42)は6月30日の記者会見で、イランの大統領選挙に関してニューズウィークに書いた記事がでっちあげだったことを認めたとされる。バハリ記者はカナダ国籍を持つイラン人で、英BBCおよびチャネル4とも契約しているという。
【後略】
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亡命イラン人ジャーナリストと言えば、2006年に「イラン=ナチ」記事をでっち上げたアミル・タヘリが有名ですが、
(参照)
各国政府とメディアによる対イラン情報偽造の実体
http://doujibar.ganriki.net/translations/1-06,rumouragainstiran.html
いくらイラン通信社情報の紹介とはいえ、ネダさん殺害報道で中心的な役割を果したCNNが、ここまであっさりと「でっち上げ」について紹介するとは驚きです。
さらにCNNはこんなことまで報道していますね。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200907020026.html
「イスラム社会と草の根の対話を」 米特別代表が就任会見
米欧内部でのネオコン=ブッシュ派残党と反ネオコン路線派の暗闘で後者が圧勝したというような見方もできるでしょうし、田中宇さんふうに「すべては『隠れ多極派』による意図的な失敗の演出の可能性がある」と言えるのでしょうかね? どっちにしても、イラン情勢を巡って高笑いするのは、急速にイランとの結びつきを強め今回の「革命騒動」でも各国に「口を出すな」と警告していた中国でしょうけど。
日本国内の報道は、私はインターネットを通してしか分からないのですが、欧米各国ほど熱心にやっていなかったように感じます。どうせ日本のマスコミは風見鶏ですから「風の具合」を図っていたのでしょう。
ただ、この間に起きた様々な情報操作のやり口、騒乱の扇動方法、「犠牲」を演出してのプロパガンダの方法など、様々な心理戦争の戦術を徹底的に分析し記録する必要があるでしょう。戦争を仕掛け支配を目論む者達は、いずれにせよ今後も似たような手口で攻撃(軍事的・心理的)を仕掛けてくるでしょうから。