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(回答先: 現在のところ、日本の航空自衛隊以外でE-767を運用している国・軍は存在しません。(2007年) 投稿者 新世紀人 日時 2009 年 6 月 29 日 00:55:27)
http://homepage1.nifty.com/KWAT/list/jasdf/e-767.htm
ボーイングE-767
(中略)
《実機について》
ボーイング767は1981年9月26日に初飛行した1980年代を代表する双発ワイドボディ旅客機です。E-767の原型となったのは標準型の胴体を持つ長距離型ボーイング767-200ERで、搭載されているレーダーシステムはE-3Bにも搭載されているAN/APY-2です。
《自衛隊での使用状況》
航空自衛隊では1976年9月に発生したMiG-25亡命事件を教訓として1982年からE-2Cを導入しましたが、その後の情勢の変化によりE-2Cの能力よりもさらに広い範囲をカバーする早期警戒機を導入することが求められてきました。そこで1988年ごろからE-3空中早期警戒管制機(AWACS)の導入が検討され始め、1990年12月に4機の購入が決定されましたが、1991年にボーイング社がE-3の生産ラインを停止してしまったためE-767が採用されることとなりました。
1号機は1994年10月10日にB.767として初飛行を行い、ロートドームを搭載した状態での初飛行は1996年8月9日に行われました。最初の2機は1998年3月11日に航空自衛隊に引き渡され、同年3月25日に浜松基地に到着し、残りの2機は1999年1月5日に引き渡され、同年2月8日に浜松基地に到着しました。その後約2年間の試験運用を経て、2000年5月10日より実施運用に入っています。
《性能諸元》
E-767
全幅 47.57m
全長 48.51m
全高 15.85m
主翼面積 283.3u
回転レーダー 直径9.14m,厚さ1.83m,回転数6回転/分
最大離陸重量 174,600kg
発動機 ゼネラル・エレクトリックCF6-80C2B6FA
ターボファン×2
出力 27,900kg(1基)
最大速度 850km/h
巡航速度 800km/h
実用上昇限度 40,000ft
飛行航続距離 9,200km(最大)
警戒滞空時間 7時間/警戒半径約1,000nm,10時間/警戒半径約300nm
乗員 2名+AWACS要員18名
《配備部隊》
部隊名 上位組織
早期警戒管制機運用試験隊 飛行開発実験団
第601飛行隊第2飛行班→飛行警戒管制隊 警戒航空隊
当初は浜松基地にて臨時に編成された早期警戒管制機運用試験隊において各種テストが行われましたが、1999年3月25日付で第601飛行隊第2飛行班に移管されました。その後2005年3月31日付で警戒航空隊の組織改編が行われ、第601飛行隊第2飛行班は飛行警戒管制隊になりました。
《部隊マーク》
早期警戒管制機運用試験隊
制定 1964年7月(実験航空隊時代)、1989年3月10日(飛行開発実験団改編時)
図柄 衝撃波と人工衛星の軌道を組み合わせたデザインの実験航空隊〜航空実験団の青いマークから「APW」の文字を消し、デザインが若干変更された飛行開発実験団のマーク
第601飛行隊第2飛行班
制定 1986年3月24日
図柄 闇夜に超音波を出して飛ぶコウモリをE-2Cになぞらえて、コウモリと電光を黒と黄でデザインしたE-2Cと同じ警戒航空隊のマーク
飛行警戒管制隊
制定 2005年3月24日
図柄 空の守護神をイメージした薄紫の「シマフクロウ」が脚で黄の電光を掴んでいるマーク
(後略)
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