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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090622-00000018-cnn-int
ワシントン(CNN) 大統領選後の混乱が続くイラン情勢をめぐり、ブッシュ米前政権で国防副長官を務めたポール・ウォルフォウィッツ氏は21日、オバマ米大統領がイラン改革派との対話に向け、積極的に手を差し伸べるべきだと主張した。CNNのインタビュー番組で語った。
イランの大統領選結果に対しては、落選した改革派のムサビ元首相らが異議を申し立て、選挙のやり直しを求めている。ウォルフォウィッツ氏はムサビ氏を「非常に勇敢な人物。生命の危険を冒して抵抗している」と評価。オバマ大統領の対応について、「私ならまず、ムサビ氏が対話を求めているかどうか打診する。もし求めていないというなら無理強いはしないが、電話はいつでも通じる状態だと伝えるだろう」と述べ、より積極的に関与すべきだとの考えを示した。
オバマ大統領は20日、それまでの静観姿勢から一歩踏み込んで、「イラン政府は世界が注視していることを理解し、国民への暴力や不公正な行為を一切やめるべきだ」との声明を発表した。しかしその後も、共和党議員や一部専門家は「弱腰」との批判を強めている。
ウォルフォウィッツ氏はインタビューで、「干渉の結果、改革派が米国の手先とみられるような事態は避けたいとの懸念は理解できる。しかし、改革派は国際的な支援を求める姿勢を非常にはっきりと示している」と強調した。
同氏は米保守派のシンクタンク、アメリカン・エンタープライズ研究所の客員研究員で、ブッシュ政権下ではイラクとアフガニスタンの対テロ戦を強く支持。その後、世界銀行総裁も務めている。