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(回答先: 米軍が北朝鮮船舶を追跡、米メディア報道 金融機関に警戒勧告【NIKKEI NET】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2009 年 6 月 19 日 22:29:34)
対北制裁:北朝鮮船舶に初の貨物検査か(上)【朝鮮日報】
http://www.chosunonline.com/news/20090620000018
試される「安保理制裁決議」
国際社会による「北朝鮮に対する制裁の枠組み」が本格的に始動した。
大量破壊兵器の関連物資を積載したと疑われる北朝鮮の船舶「カンナム号」を米国が追跡し、北朝鮮の変則的な金融取引の阻止に着手したのは、国連安全保障理事会において全会一致で採択された決議1874に基づく措置だ。
韓国政府の関係者は19日、「安保理決議はそれ自体で国際法同様の効力を持つ。制裁履行の始まりだ」と語った。
◆寄港地で北朝鮮船舶の貨物検査
米国は現在、中国近海を南へ航行しているカンナム号を、衛星や米軍太平洋司令部などを通じ追跡・監視しているとのことだ。
決議1874第12項によると、米国は「公海上で、大量破壊兵器関連物資の積載が疑われる北朝鮮船舶に乗船、貨物検査できる」となっている。
しかし、実際に検査するには船舶が所属する国、すなわち北朝鮮の同意が必要なため、実現の可能性はほとんどないとみられている。
北朝鮮が公海上の貨物検査を拒否した場合は、「船舶が所属する国は貨物検査のため最寄りの港へ船舶を誘導しなければならない」という第13項に基づく措置を取らなければならないが、これもまた北朝鮮が同意する可能性は低い。
このため、米国はカンナム号を追跡し、特定の港に停泊するまで待つものと思われる。
長距離を航海するには、給油などのため寄港するのが一般的だからだ。
カンナム号がA国の港に停泊すれば、米国はA国に関連情報を通知することになり、この場合、A国は決議第13・14項に基づきカンナム号に疑わしい物資が積載されているかどうか検査する義務が発生する。
この条項は安保理決議で最も法的拘束力が強い「ディサイド(decide=決定する)」と表現されている措置だ。
イム・ミンヒョク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版