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(回答先: アマゾン原住民大虐殺:ペルー政府と米国はアマゾンの私有物化を目論む!(teleSURニュース) 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2009 年 6 月 17 日 21:33:10)
地球環境問題のテレビ番組などで、CO2を減らして酸素を生み出してきたアマゾンの森林がどんどん伐採されていることを示す衛星画像などを出し、表面的な原因までは言いますが、根底にこのような辞退があることまでは掘り下げませんね。
温暖化問題と密接といえる環境破壊であり、なによりそこに生きる生きる人々には、環境汚染を筆頭に、安心して生きることを脅かす事態なのでしょうから、遠く離れているとはいえ、われわれも関心を持たなくてはと思います。援助などもしているのでしょうし。
原住民の方は、われわれとつながるアジア系人種(モンゴロイド)で、“アメリカインディアン”とも同人種ですね。虐殺が行われているとすれば、それを間接的に操っていると考えられる米国は、その建国時の“大犯罪”を、広島・長崎に続き、また目立たない形で世界人口最大のモンゴロイドに対して繰り返していることになります。そして、北米の半分、日本の国土の一部(基地など)に続き、アマゾンのかなりの土地を「私有化」しようとしているのですね。
記事のような実態を一般のアメリカ人が知ったら、彼らの“インディアン・コンプレックス”はますます深まるのではないでしょうか。“インディアン・コンプレックス”と米国白人の人種差別的歴史観については、次の記事が興味深かったです。
《You deserved it》 02年1月04日 長坂信一
http://www.relnet.co.jp/relnet/brief/r18-109.htm
●一般教書演説
● インディアン・コンプレックス
● 20世紀を代表する100大ニュース
<三つ目の項から一部引用します>
アメリカ人が選んだ100大ニュースに日本がらみが1位と3位に入ってるなどと安易に考えてはいけない。少なくともアメリカ人の知識人、ジャーナリストは「われわれは人類史上最も残虐な兵器を使って、大量殺戮をやってしまった」といような自虐的な思いで、ヒロシマを選んだのではない。
自虐史観ではなく、「ヒロシマ」にアポロ11号より大きな意義を感じ、あるいは誇らしい思いをもってこれを選んだはずである。
・・・・
1945年8月、ヒロシマとナガサキに原爆は投下され、日本にアメリカは勝った。それも原爆という白人の英知の結晶をもって打ち勝ったのである。アメリカは他の白人国家の協力をえることなく、再び白人キリスト教国家による世界支配の道を歩みだせるようになったのである。
それを象徴するものは何か。アポロ11号ではない。白人が最も優秀で強いという伝説を復活させたのは原爆なのだ。それゆえ全米のジャーナリスト、知識人は、20世紀最大の事件としてヒロシマを選んだのである。
<以上引用>
イラクで画策されているのではないかと考えられる政権転覆にしても、優秀な白人が「民主化」してあげるのだという意義を感じて働いている「工作員」の人もいるかもしれません。
私は、以前、次のような記事を書きました。
《『史的唯幻論』シリーズ−その6:岸田秀『日本がアメリカを赦す日』書評》
■「史的唯幻論」による日米関係論の集大成■
…過剰に戦争につき進んでしまうアメリカ人に、この英訳本を読んでもらいたい
http://d.hatena.ne.jp/SeaMount/20070930/1191099704#c
<一部引用させていただきます>]
日本は、ペリーに強制的に開国させられ(筆者の言葉では「強姦」され)、さらには太平洋戦争で原爆まで落とされ、非常な屈辱を感じる一方、それをむしろ良かったこととするような欺瞞に引き裂かれてきたといいます。
一方、アメリカは、インディアン虐殺への罪悪感を認めると建国の根本が揺らぐので、過剰に自己正当化をせざるを得ず、そのことが無用な戦争、過剰な攻撃をもたらしているといいます。
・・・・
日米関係を考える人には、ぜひこの本を読んでもらいたいと思います。もちろん、アメリカの方は、英訳“Place For Apology: War, Guilt, And U.s.-japan Relations”を!
・・・・
もちろん、そもそもこのような本をアメリカ人は読もうとはしないのでしょう。しかし、イラク戦争に行き詰まる中、このような本に興味を持つ人もいるのではないでしょうか。誰か、英訳本の“Amazon”のサイトにレビューを書いてくれないかななど思います。
<以上引用>
少し話がそれたかもしれません(^_^;)
なかなか日本では報じられないニュースの翻訳と紹介、いつもごくろうさまです。今後も期待させていただきます。