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(回答先: 【「ペンタゴンは有事計画の練り直しを支持された」】アーミテージ元米国務副長官「日韓攻撃なら迷わず北朝鮮に報復」 投稿者 passenger 日時 2009 年 6 月 13 日 04:36:42)
このアーミテージの発言には深い注意を払わなくてはならない。
「核兵器」は恫喝に使えるだけのものだ。相手が無視すれば効果は無い。
しかし通常攻撃は打撃力を持つものだ。
考えてみて欲しいのだ。
核の傘は、「通常攻撃」を抑止できるものではない。
核兵器に対してのみ抑止力を持つものである。
米国の韓国に対する核の傘の提供は北朝鮮の韓国に対する通常兵器を使っての大規模攻撃を抑止できるものではないのだ。
朝鮮戦争の時に、満州に集結する中共軍に対しての原爆攻撃を主張したマッカーサーは解任されてしまったのである。
北朝鮮軍が韓国になだれ込んだ場合にそれに対し核攻撃を米軍は行わないだろう。
チャイナとロシアがそれを許さないからだ。
というわけで、もしも北朝鮮軍が韓国に大規模になだれ込んだらそれに対して米軍は通常兵力を投入しなければ韓国を救出できない。
しかし、アーミテージは何故か、意図的にであろうが、韓国への通常兵力投入による救出防衛については触れてはおらず、語ってはいないのである。
”この事の不自然性”に気が付かなければならない。
そしてその意味を探っておかなければならない筈である。
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