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【日本人「研究者」をメッセンジャーに用いた朝米情報戦】 核拡散の意向明言=訪朝の日本人研究者に−北高官
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009061000576
(時事通信)
核拡散の意向明言=訪朝の日本人研究者に−北高官
(2009/06/10-14:19)
【ワシントン10日時事】北朝鮮が5月に核実験を実施する直前に平壌を訪れたモーリーン&マイク・マンスフィールド財団の阿部麻美衣客員研究員は9日、ワシントン市内で講演し、北朝鮮高官が核兵器を他国へ売却する方針を明言したと述べた。
阿部氏の説明によると、同氏は北朝鮮の外交政策に深く関与する政府高官と面会するため、5月中旬に訪朝。4日間にわたり同高官と意見交換した。高官とは第三者の仲介で昨年5月に初めて会ったという。
高官は、ここ数年の米国の対応に強い不信感を示し、「米国にはもう関心がない。米国と話しても利益がない」と説明。米国の関心を引くためにミサイルを発射したとの見方を否定した。その上で、米朝間の緊張が続く限り、ミサイル発射や核実験、核拡散を通じた軍事力増強が必要だと強調、「米国を嫌う国に核兵器を売る」と述べた。
さらに、高官は「米国が戦争を起こすようなことがあれば、チャンスを逃さず(武力で)南(韓国)との統一を果たす」と明言。オバマ政権がブッシュ前政権と同様、強硬姿勢を取った後、結果的に協議を求めてくると予測し、そうなれば軍事力増強の時間を稼げると語ったという。
元中央情報局(CIA)分析官でヘリテージ財団上級研究員のブルース・クリングナー氏は、阿部氏の報告を「非常に重要で有益」と指摘。北朝鮮の最近の挑発行為が見返りを引き出すための常とう手段ではなく、新たな戦略目的に基づくものであることを裏付けていると分析した。
(2009/06/10-14:19)
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