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(回答先: 【日本も同じw世襲制国家w】「恥ずかしがり屋だった」金正雲氏の素顔を学友がイスラエル紙に 投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2009 年 6 月 10 日 09:19:49)
金正雲氏、最高軍事機関「国防委員会行政局」に所属 総書記に帯同
2009.6.10 01:33
北朝鮮の金正日総書記の後継者として有力視されている三男、正雲氏(26)が、同国の最高軍事指導機関である国防委員会の行政局に所属していることが9日、朝鮮半島情勢に詳しい情報当局の調べで明らかになった。
正雲氏は現在、金総書記の現地指導に同行するなど指導者として修行中とされ、金総書記の後継準備を急ピッチで進めているもようだ。一方、二男の金正哲氏(27)は朝鮮労働党組織指導部・第一副部長に就任したとみられる。
情報当局によると、正雲氏は今年4月か5月に国防委員会入りした。行政局の任務は不明だが、組織上、行政局長は朝鮮人民軍幹部の李明秀大将(72)の配下にあたるという。李大将は人民軍総参謀長などを歴任した軍の序列3、4位の幹部で96年から金総書記に随行してきた側近だ。
金総書記は今年に入って軍や公演観賞など現地視察を月平均10回行っており、正雲氏が幹部とともに同行しているという。別の情報筋によると、正雲氏は5年ほど前から金総書記の随行に加わるようになったといい、肩書は「国防委員会指導員」との情報もある。
北朝鮮は今年4月9日に開いた最高人民会議(国会に相当)で、金総書記が委員長を務める国防委員会を軍人5人だけだったメンバーを9人に増員することを決めた。金総書記の義弟で世襲問題を担当しているともされる張成沢・朝鮮労働党行政部長やミサイル・核開発を担当する軍需工業部の第一副部長の朱奎昌氏、人民保安部(警察)、国家安全保衛部(秘密警察)のトップなど権力中枢を握る人材を加えた。
北朝鮮は同時に、最高人民会議で憲法改正を行っている。具体的内容は明らかにされていないが、国防委員会の規定を変更し、従来の最高軍事指導機関としての役割のほか、「世襲準備の常設機関への変更か」(北朝鮮専門家)との見方が出ている。
一方、二男の正哲氏は今年3月末に朝鮮労働党の人事、監視、検閲機関として強力な権限を持つ組織指導部の第一副部長(部長は金総書記)に就任していることが確認されたという。憲法改正を行った際、国防委員会が朝鮮労働党の上部機関となっていた場合、弟の正雲氏の方が上位となる。
正雲氏に関して米韓の政府当局は「後継者内定」との見方を示しているが、依然として「権力闘争の真っ最中」との観測もある。
■国防委員会 北朝鮮では憲法上、朝鮮人民軍は朝鮮労働党統制下にある。しかし、94年からの金正日体制は先軍政治(軍事優先)を標榜(ひょうぼう)し、98年の憲法改正で国防委員会を「国家主権の最高軍事指導機関」と規定した。これまで委員会開催などの活動報告はなく、実態は不明だ。今年4月の組織改編で下部機関も整備されたとみられている。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090610/kor0906100131001-n2.htm