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5月31日9時45分配信 琉球新報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090531-00000000-ryu-oki
【嘉手納】米空軍嘉手納基地に30日午後3時28分ごろ、米バージニア州ラングレー空軍基地所属の最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプター4機が飛来した。全12機が暫定配備される計画で、残り8機は31日以降、飛来するとみられる。駐留期間は約4カ月で、嘉手納基地へのF22配備は3度目となる。同型機は4月中旬に約3カ月の訓練を終え、米本土に帰還したばかり。周辺自治体では「騒音が激化する」と反発が強まっている。30日には嘉手納町議や地元住民らが通称「安保の見える丘」でF22再配備への抗議集会を開き、「F22は出て行け」と怒りを爆発させた。
今回飛来した4機は北谷町方面から編隊を組んで滑走路上空を旋回後、午後3時28分ごろ相次いで着陸した。旋回時には78デシベルの騒音を記録。F22のほか、空中給油機KC10とKC135も着陸した。着陸の際には嘉手納基地を見渡せる道の駅かでなに多数の人が詰め掛けた。
道の駅からF22の飛来を確認した嘉手納町基地渉外課の渡嘉敷通晃課長は「1月のF22飛来時にも騒音は増加した。今回の飛来に伴う騒音増も十分にあり得る」と懸念を示した。前回、F22が配備されていた2月には騒音発生回数(70デシベル以上)が2008年度平均(1日の発生回数)の110回を大きく上回る約144回を記録した。
今回配備されるF22はいずれもハワイのヒッカム空軍基地経由で嘉手納基地に飛来する。配備期間中、航空自衛隊やF15戦闘機などとの共同訓練を計画しており、今後の騒音増は必至だ。
◆「爆音増え生活破壊」/安保の丘で抗議集会
【嘉手納】米バージニア州ラングレー空軍基地所属の最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプター4機が嘉手納基地に飛来した30日午後、嘉手納基地を見渡せる通称「安保の見える丘」では、嘉手納町議会議員や嘉手納町基地対策協議会のメンバーによる抗議集会が開かれた。集会には地元住民も含め約80人が参加。「F22の再配備に断固反対だ」と怒りの声を上げた。
集会では議員を代表して田崎博美議長が「F22が再配備されれば騒音増の影響で生活環境は破壊される。議会だけでなく町民全体で連携し、F22再配備に断固反対しよう」と呼び掛けた。
さらに、住民を代表して久高義栄西浜区自治会長が「騒音防止協定が日米間で結ばれたが爆音は全く軽減されていない。われわれはいつまで我慢すればいいのか。今こそ住民が立ち上がってF22再配備に『反対』の声を上げよう」と訴えた。
集会ではこのほか、F22の再配備断固反対、深夜早朝の離着陸禁止などを求める決議文を満場一致で採択した。集会後には参加者全員で「F22は出て行け」とシュプレヒコールを上げた。
集会は同町基地対策特別委員会(田仲康栄委員長)の提案で開催を決定。安保の見える丘で町議らが抗議集会を開くのは、米兵による事件事故が相次いだ2002年以来2度目。