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http://www.youtube.com/watch?v=xlo1EYBsBZs
http://www.veoh.com/browse/videos/category/news/watch/v18496433tEY4cBHk
Journey to Pakistan's 'war zone'
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/8059885.stm
U.S. Offers Aid to Pakistan Amid Refugee Crisis
http://www.pbs.org/newshour/bb/asia/jan-june09/refugees_05-19.html
Fear and Worry Pervade Refugee Camps As Pakistanis Flee Assault on Taliban
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/story/2009/05/11/ST2009051101120.html
アルジャジーラ特派員の現地取材によると、
ブネールからの避難民の一部が難民キャンプから故郷に戻り始めたが、
政府からの支援不足を口々に訴え、
「このままではまた難民キャンプに戻るしかない」と語っています。
すぐに刈り取りを始める農民達もいた。
「我々はここに住んでおり、戦争の前に種を蒔いておいた。
それを失うことができないから戻って来たんだ」
UNHCRは昨年8月以降の避難民の数が200万人を超えたと発表。
アルジャジーラは、
難民キャンプに到着した避難民は政府の外出禁止令が解除された
ほんの僅かの時間に運よく逃れることができた人達だけですと
報じている。
難民キャンプにやっと到着したある男性は、
「軍は外出禁止令が解除される時間帯を通告しても、すぐそれを変更するのです。
再通達される時には住民は驚いて慌てふためき逃げるチャンスを失うのです。
そのせいで多くの住民が命を落としました」と語る。
ブネールに入ったBBCの特派員に対して現地住民は、
「空爆したり、戦車から砲撃したりして、私達も子供達もこんな所には住めません。
政府は状況は良くなったと言っているが、では何故私はこんな所に座っていて、家に帰れないんでしょうか。
戦闘のおかげで多くの人達が家を出ました。
タリバンのせいで、政府のせいで苦しんでいるのは貧しい人達なんです」と語る。
難民キャンプを取材したワシントンポスト紙支局長が、
難民キャンプの人々の様子を語る。
ある長老は、初めて村にやって来たタリバンが、
「正義をもたらす、公正さや平和や宗教的秩序を実現する」と説いて回った。
当初、村人達は好意的に受け止めた。
しかし二日後、村の警官の首を切ろうとした。
村全体がショックで恐怖におののき、何とか警官を守った。
「正義と平和をもたらす」と言ったタリバンに騙されたと感じ、
砲撃、爆撃をした政府には怒りを感じ、
外出禁止令のせいで避難が困難になったと怒っている。
ソ連と戦わせるために過激派を登場させた西側諸国にも恨みを抱いていると。
避難民の多くは貧しい農民で、僅かな耕作地から離れてしまえば、
他人から施しを受けて生きていくしかなくなる人達だ。
だからこそ彼らはまだ危険でも故郷の村に帰ろうとする。
耕作地から離れれば、他に生きていく術がないからだ。
タリバンが悪なのか、政府が悪なのか、アメリカが悪なのか、
そんなことは、彼らにとってはどうでもいいことだ。
彼らの生活を脅かす者が、彼らにとっての敵なのだ。