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現代の武器は、目に見えないし、傷も残さない。しかし、以下にあげられている武器を少し改良し、エネルギーレベルを上げれば、電磁レンジと同じで、電磁波で人体の内部を破壊することができる。レーザーメスというものはかなり前から実用化されているし、今では、ガン細胞を体内に入れた電極から発する電磁波で焼ききるという治療法も出来ている。
現実には、様々な形で、これらの武器は応用がされているのだと思う。
アクティブ・ディナイアル・システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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ハンヴィー搭載のADSアクティブ・ディナイアル・システム (Active Denial System : ADS) は米軍が開発中の暴動鎮圧等に用いるための対人兵器システム。
ミリ波の電磁波を対象物(人間)に向けて照射することにより皮膚の表面温度を50℃近くまで上昇させることが可能で、この照射を受けた者は火傷を負った様な錯覚に陥るという。実験段階での報告によれば致命的な殺傷能力は無いとされ、対象物から450m離れた場所からの照射でも効力が有り、人道的な兵器としての利用が期待されている。 使用される周波数は95GHzで電子レンジの2.45GHzより非常に高い。
2007年1月24日にジョージアにあるムーディ空軍基地でハンヴィーに搭載したシステムが公開され実演された。 ロイター通信の記者が申し出て、実際にデモンストレーションで撃たれて見た。 「オーブンで焼かれているみたいに非常に熱かった」と表現していた。
論争 [編集]
この電磁波が人間に与える影響は長年にわたって軍隊によって調査された。 しかし、すべての研究成果が公開された記事として発表されたわけではない。 これらの研究成果のリストは、ADSページの上で軍のJoint Non-Lethal Weapons Programウェブサイトで見つかることができる。
実験に参加したボランティアがホットスポットを引き起こす可能性がある眼鏡、コンタクトレンズ、金属物を外すように依頼して行われた試験方法に対する問題点は、安全予防措置がとられないフィールドで使われるのであるなら、装置の安全性について懸念を引き起こした。 装置の支持者はこれらの措置は安全に試験を行うためのプログラムであったと主張する。 試験は600人以上のボランティアに対して約10,200時間の照射を行った結果、安全性が確認されたので規制は取り払われた、そして、現在、ADS支持者によると、影響を経験しているボランティアに必要な規制または予防措置はないと言う。
批判する意見としてADSの目的は一時的に無能力にする非致死性兵器であるが、オペレーターによる簡単な操作でADSを戦争に関する国際条約に違反する拷問装置に変えることができるといわれている。
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音響兵器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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音響兵器(おんきょうへいき)とは音波を投射することにより対象物を破壊、あるいは対人において戦闘能力を奪うことを目的とする兵器である。ただ、非破壊・非殺傷性のものでは出力を調整する事で、音響装置(スピーカー)としても兵器としても利用可能な物もあり、その解釈が若干曖昧である。
目次 [非表示]
1 概要
2 使用事例
2.1 LRAD
2.2 スクリーム
2.3 水中音響装置
3 関連項目
4 参照・脚注
概要 [編集]
これに類する装置のアイデアは古く、音響装置を用いて破壊力や殺傷力・もしくは心理的ダメージを目的とした兵器などは、1960-1970年代に旧ソビエト連邦が低周波を利用した物を実用化したとする説も見られる。しかしこの旧ソ連の低周波兵器は、存在はおろかその情報自体が不明確であるため本記事では割愛する。
ただ、騒音を何らかの軍事的活動に利用した例はあり、ナチス・ドイツのユンカースJu87が固定脚の構造から図らずしもサイレンに似た音を発し、急降下爆撃時に爆撃目標周辺に恐怖心を引き起こしたのは有名で、後に威圧効果が認められて、空力式のサイレンが取り付けられたものもある。このほかV1飛行爆弾はジェットエンジンの構造から独特の飛行音を発生させたが、これが攻撃の標的とされたロンドン市民にストレスを与えている。
音波は通常、発生源から放射状に広がる波の性質を持つが、音響兵器となる物では兵器後方の味方にまで被害を出すわけにも行かないため、指向性を持たせるのが一般的で、これにより対象に何等かの影響を与え得る物とされる。
こと後述するような対人用で非殺傷性(生命に危険を及ぼさない)のものでは、転倒や打撲の危険がつきまとう高圧放水などよりも安全に暴徒を鎮圧することが期待されているが、大音圧に曝された場合(特に130dB SPL以上では瞬間的であっても)、2008年時点の医学では治療困難な音響外傷や感音性難聴などの永続的な障害が残る危険性があり、人道上の問題点が完全に排除されたわけではない。
使用事例 [編集]
LRAD [編集]
ニューヨーク市警の車両に配備されたLRAD現用のものでは、American Technology Corporation製の長距離音響装置LRAD(Long Range Acoustic Device)と呼ばれるものがイラク駐留米軍に配備されるとの報道が2004年にあり、[1]メーカー発表によると300台以上配備されている。米軍が大量に配備している他、世界各国の軍隊・警察・消防機関に導入されている。
この装置は直径80cmの椀型をしており重量約30kgで、有効範囲にある対象に向け作動させる事で、攻撃の意欲を無くさせる効果もある。これは暴動などの際に催涙ガス(催涙弾など)を使用すると呼吸器疾患のある者が重体となったり死亡する危険性があるため、これに代わるものとしての利用が期待されている。ただしその一方で、断続的に強力な音波を照射された場合、聴覚障害の危険性があることも示唆されている。このため運用面では、制圧目的の場合には一度に数秒程度とし、連続照射を前提としていないことがメーカー側から示されている。
この装置は、指向性を持っているため距離の離れた限られた範囲内に音声メッセージを明確に伝えることにも利用でき、例えば災害発生時に相手側に無線受信機がなくても被災者に適切な指示を伝えたり、群衆の中の特定集団にのみ指示を出す(廻りの人間の妨げに成らない)事も可能である。
兵器の戦場での運用や成果は一般に報道されにくいものだが、2005年11月5日、エジプトからケニアへの航海途上にあった米国の民間・商用豪華客船がソマリア沖で武装海賊の襲撃を受けた際、長距離音響装置(LRAD)で海賊を撃退したことが報じられた。
また、2009年2月7日に報じられたところでは、調査捕鯨船に対して抗議船による体当り・臭気性の薬瓶投擲・信号弾の対象船への発砲など過激な抗議・妨害活動を行っており、エコテロリズムであると指摘されている米環境保護団体シー・シェパードに対し、日本の調査捕鯨船団が2009年2月からLRADを用いて、同団体の高速ゴムボートを用いた薬瓶投擲などの妨害行為の阻止に成功しているという。調査捕鯨を管轄する水産庁側は、事前に警察庁などと協議し、国内法と国際法のいずれにも抵触しないことを確認し装備したもので、違法性は無いとしている。同団体側の抗議船船長ポール・ワトソンは同6日「この装置により、妨害活動に集中することが困難になったことを認めざるを得ない」とコメントしている[2]。
今後は非殺傷装備ゆえに民間での利用も進んでいく可能性がある。
スクリーム [編集]
なおイスラエルでは同国の陸軍が「スクリーム(叫び)」と呼ぶ、車載型の音響機器を使用して人に不快感や平衡感覚喪失を一時的に発生させる装備を採用、2005年にヨルダン川西岸のデモ隊追放に使用した[3]。
この装備は10秒間隔で断続的に不快音を発生させる物で、人の平衡感覚を司る内耳に作用する周波数だという。ただこれも長時間照射では健康被害を与える危険性も指摘されている。
水中音響装置 [編集]
構想中のものでは、水中で音波を発信、複数のスピーカーから出力された音波をアクティブフェイズドアレイの原理により衝撃波として、艦船に向かってくる魚雷の信管を誤作動させ、これを破壊しようと言う計画もある[4]。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E9%9F%BF%E5%85%B5%E5%99%A8より引用