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中国核実験で19万人急死、被害は129万人に 札幌医科大教授が推計 (産経新聞)
「日本は唯一の被爆国」というスローガンは、少なくともビキニ環礁核実験
の時点で、インチキなカラ文句になっていた。
米国の国内核実験でのアトミックソルジャーや、実験場周辺の
先住民その他の一般民衆、 南太平洋の“絶海の孤島”の核実験で
住み場所を奪われた島民たち、ソ連内陸の核実験場周辺の住民たち、
そして、サンケイ報道でとりあげられた中共の核実験場の周辺の住民たち。
このほかにも、インドやパキスタンのように自国領内で核実験を行なった国や
イスラエルのように、自国領内や南ア領内で核実験を行なったと推測
されている国など、いずれの核兵器保有国も、「ヒバクシャ」を生みだし、
自国領内や、それ以外の場所に、かならず「ヒバクシャ」を抱えている、
核実験に「成功した」というコトになっている北朝鮮も、その評判が
真実であるなら、国内で「ヒバクシャ」を抱えているはずである。
産経新聞が報じた中国の核実験による被爆者問題は、きわめて重要
である。 日本は決して看過してはならない。 日本の核兵器反対運動は、
これら核兵器保有国のそれぞれが生みだし、抱え込んでいる「ヒバクシャ」
の問題にも取り組み、国際連帯で核保有勢力を追及せねばならない。
その問題意識を喚起してくれた産経新聞と『正論』には感謝しておこう。
そして、中国の冷酷非道を非難する以上、日本も核武装肯定論者の
危険性をも非難していかねばならない。 その問題意識を喚起して
くれた産経新聞と『正論』には感謝せにゃならない。
まさか『正論』で中共の「ヒバクシャ」問題を取り上げた産経新聞社は、
日本の核武装論者に肩入れすることはないでしょうね?
それをやったら「ソ連の核兵器はキレイな核兵器」とか言ってた、産経新聞
が
忌み嫌ってきた連中と、同じ穴のムジナになっちゃうぜ。(笑)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090430-00000594-san-int
中国核実験で19万人急死、被害は129万人に 札幌医科大教授が推計
4月30日19時6分配信 産経新聞
中国が東トルキスタンで実施した核実験による被害で同地区のウイグル人ら19万人が急死したほか、急性の放射線障害など甚大な影響を受けた被害者は129万人に達するとの調査結果が札幌医科大学の高田純教授(核防護学)によってまとめられた。被害はシルクロード周辺を訪れた日本人観光客27万人にも及んでいる恐れがある。
5月1日発売の月刊「正論」6月号掲載の「中国共産党が放置するシルクロード核ハザードの恐怖」と題する論文で明らかにした。
高田教授は2002年8月以降、中国の核実験に伴う影響を調査した。高田教授によると、中国の核実験は1996年までに爆発回数で46回。爆発威力や放射線量、気象データや人口密度などをもとに被害を推定した。
爆発では楼蘭遺跡の近くで実施された3回のメガトン級の核爆発で高エネルギーのガンマ線やベータ線、アルファ線などを放射する「核の砂」が大量に発生した。上空に舞い、風下に流れた「核の砂」は東京都の136倍に相当する広範囲に降り、その影響で周辺に居住するウイグル人らの急性死亡は19万人にのぼる。甚大な健康被害を伴う急性症は129万人のうち、死産や奇形などの胎児への影響が3万5000人以上、白血病が3700人以上、甲状腺がんは1万3000人以上に達するという。中国の核実験は、核防護策がずさんで、被災したウイグル人に対する十分な医療的なケアも施されておらず、129万人のうち多くが死亡したとみられる。
広島に投下された原爆被害の4倍を超える規模という。高田教授は「他の地域でこれまで起きた核災害の研究結果と現実の被害はほぼ合致している。今回もほぼ実態を反映していると考えており、人道的にもこれほどひどい例はない。中国政府の情報の隠蔽(いんぺい)も加え国家犯罪にほかならない」と批判している。
また、1964年から1996年までの間に、シルクロードを訪問した日本人27万人の中には核爆発地点のごく近くや「核の砂」の汚染地域に足を踏み入れた恐れがあり、こうした日本人への影響調査が必要と指摘している。
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最終更新:4月30日19時6分
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