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ソマリア政権打倒を ビンラディン容疑者指令
2009年3月21日 朝刊
【ロンドン=星浩】国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者が、ソマリア新大統領の打倒を呼び掛ける音声テープが十九日、インターネット上で公開された。AP通信などが伝えた。ソマリアではテロ組織と海賊との接近が懸念されており、日本も参加する国際的な海賊対策に影響を及ぼす可能性もある。
テープでビンラディン容疑者は一月にソマリア暫定政府の大統領に選ばれたアハメド氏について「転向して、不信心者たちと二人三脚を組んだ」と非難。「闘争で倒さねばならない」と、政権打倒を呼び掛けている。
イスラム穏健派のアハメド大統領は、イスラム法に基づく統治を行うことで国内和平を進めようとしている。だが、制圧地域を拡大するイスラム過激派のアルシャバブは妥協を拒否。武装闘争を激化させており、ビンラディン容疑者の呼び掛けは、こうした動きに連動した形だ。
米国はアルシャバブを国際テロ組織に指定しており、アルカイダとの関係強化が図られているとみて警戒している。
巨額の身代金を稼ぐ海賊とアルシャバブが接近すれば、資金がテロに使われる可能性があり、海賊対策の軍事行動はテロ対策の様相を帯びてくる。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009032102000074.html