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http://mainichi.jp/select/world/news/20090409ddm007030037000c.html
オバマ米大統領:「核廃絶」演説 保有国、冷淡反応 「不快」「空想」、中露に異論
核廃絶を目指す包括戦略を打ち出した5日のプラハでのオバマ演説に対し、他の核兵器保有国から冷淡な反応が出ている。核兵器の堅持方針をとる中露仏では演説への関心は低く、ロシアでは「不快」との声さえある。一方、非保有国からは支持の声も聞かれ、国際世論は割れている。【モスクワ大木俊治、パリ福原直樹、北京・浦松丈二、ニューデリー栗田慎一】
ロシアは公式な反応を示していない。しかし軍事評論家のパーベル・フェリゲンガウエル氏は「プロパガンダ的な演説だ」と指摘した。さらに「米国は核兵器への依存度を減らすことができるかもしれないが、通常兵器の近代化が遅れるロシアにとって軍事大国の地位を維持するためにも核兵器の放棄は受け入れられない。一言で言えば不快」と分析する。
また米カナダ研究所のゾロタリョフ副所長は6日付ロシア紙との会見で「米国は同時にミサイル防衛(MD)整備を進めることで核廃絶が可能だが、ロシアは米国のMD能力が制限されない限り、核弾頭数を1500発以下に減らすことはできない」と指摘した。
ロシアは03年の軍事ドクトリンで核兵器使用の可能性を維持する姿勢を打ち出した。現在新ドクトリンを策定中だが、核戦力を放棄する可能性はない。
中国の主要メディアも冷ややかだ。中国共産党機関紙・人民日報が発行する時事情報紙「環球時報」は7日、「激情演説『これぞ空想』と評論家」との見出しで演説を報じた。記事はまた「核廃絶を求める声が多い日本でもオバマ氏の提案は『夢物語』と受け止められている」と皮肉った。
フランスは「より安全な世界を築く共通の目標がある」(外務省報道官)と表面上は歓迎の意向を示すが、「核抑止力に関する政策は仏の主権の範囲」(サルコジ大統領)とし、米国の意向に容易には従えない。インド政府高官は個人的見解と断ったうえで「核兵器だけを対象にした軍縮は受け入れられない」とした。パキスタン政府幹部はオバマ氏が強化するという核拡散防止条約(NPT)について「インドが加盟に応じれば、パキスタンも応じる」と語った。
その一方、非核国のドイツ政府の副報道官は「力強く支持する」と述べた。シュタインマイヤー外相は、米国の核兵器をドイツ領土から撤去するよう米国側と交渉する意向を明らかにした。
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毎日新聞 2009年4月9日 東京朝刊
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関連語:核廃絶 演説 保有国
[新世紀人コメント]
オバマ発言の珍奇性には呆れるばかりである。
が、
大悪人ほど大嘘を本気で信じて語るものだ。
これは人間心理の安全装置とでも言うべきものの働きによる。
腹の中に企みを隠した発言に違いないのだ。
これについて触れていただいたのが↓ではないのか。
http://asyura2.com/09/wara8/msg/216.html
イスラエルの滅亡を想定した計劃
余りに珍奇な発言であるから核保有国たる露・中・仏は戸惑ってしまっているのだ。
私が聞きたいのは北朝鮮とイスラエルの感想だ。
彼らはオバマ発言を「核大国の発言」と捉えるだろう。
北朝鮮が日本上空を通過させる形でロケット発射実験をやった真っ最中に、
このオバマは、日本を小ばか(おばか)にしたとしか思えない人を食ったようなプラハでの核廃絶放言をやったのだから日本人は腹が立って当たり前ではないのか。
ここにオバマと正日の合意によるロケット発射プランが読み取れるではないか。
オバマに騙される国民の数が最も多い国が日本であって欲しくはないものである。
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