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(回答先: 弾道ミサイルの迎撃機材を公開 空自、本体は「機密」(弾頭無しミサイルと迎撃できぬミサイルの宣伝合戦) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2009 年 3 月 15 日 19:54:28)
産経が(珍しく?)この問題に慎重な記事を載せていたので部分転載する。
===============(引用ここから)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090307/kor0903071801001-n3.htm
【朝鮮半島ウオッチ】北ミサイル、日米は迎撃できない? テポドン2号 (3/4ページ)
2009.3.7 18:00
このニュースのトピックス:北朝鮮
テポドンミサイル(ロイター、1998年09月05日撮影)
■日本は「人工衛星」を撃ち落とせるのか?
専門家によると、「人工衛星」として衛星を軌道に乗せることが目的なら、地球の自転に沿った東向きコースとなり、日本を飛び越す可能性が高い。MDシステムの迎撃はブースト段階(上昇中、上空約80キロ)、ミッドコース・フェイズ(大気圏外)、終末段階(再突入後)に分かれる。
軍事アナリストの小川和久氏は「速度が遅いブースト段階ならほぼ100パーセント迎撃可能だ。ミッドコースは迎撃のタイミングが極めて限られ、終末段階の迎撃はパトリオット(PAC)3の射程が短いなどの制約から不確実性が高い」と解説する。そのうえで、確実な迎撃のためには
「日本のMDは、弾道ミサイル(偽装人工衛星も含む)攻撃の威嚇が繰り返し行われ、事前通告など国際ルールを無視して発射された飛行体はブースト段階で撃ち落とす−と表明して初めて抑止力が有効になる。この場合、相手国の領空内での迎撃が日本の防衛力の構造が戦力投射能力(海外への攻撃能力)がないことを踏まえ、迎撃が憲法に禁じる武力行使に当たらないことを、国際的に認知させなくてはならない。だが、日本はこうした政治決断をしていない」と述べる。
現在のMDシステムはミッドコースで大気圏外に出た相手のミサイルを海上イージス艦のSM3が撃ち落とすか、航空自衛隊の地対空誘導弾、PAC3が地上から撃ち落とす方法だ。現状での成功率はまだ確定的ではない。
=====================−(引用ここまで)
勿論、ブースト段階以上に有効な抑止は「発射前に攻撃」すること、と容易に結論できる。憲法を改正すれば、そうした暴走は容易に政治決断されるだろう。