★阿修羅♪ > 戦争a7 > 279.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 対外協調優先「見切り出航」 海自2隻、14日にソマリア沖へ【日経】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2009 年 3 月 14 日 07:29:16)
ソマリア海賊:海自派遣 不安と期待、交錯 護衛艦、呉基地出港 /広島【毎日JP】
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20090315ddlk34040316000c.html
◇「健康面以外の心配も」−−見送り1200人
海賊対策のため東アフリカ・ソマリア沖へ派遣される海上自衛隊の護衛艦2隻が、呉市昭和町の海自呉基地を出発した14日、出港行事が行われ、麻生太郎首相、浜田靖一防衛相らが出席。
派遣隊員の家族や地元関係者ら約1200人が見送った。
インド洋への給油活動の任務も続いている同基地は、海外への“ダブル派遣”を担う基地となった。
近くの公園では、「ヒロシマの地から海外派兵を許すな」と市民団体などの抗議の声が渦巻いた。【牧正、井上梢、寺岡俊】
派遣される護衛艦「さざなみ」「さみだれ」が接岸する桟橋の向かい側には、輸送艦「くにさき」が準備され、見送りの家族らのために甲板が開放されて、防寒のための毛布も配られた。
つえをつきながら孫の1等海曹(28)を見送った熊本県の祖母(86)は「孫は我が家で2代目の海上自衛官。海と陸の半々の生活ぶりは見続けてきたので、嫁に心配はいらないと話している。元気に帰ってくれればそれでいい」と話した。
2曹(32)の父(57)は、生まれたばかりの孫を抱き、「息子はインド洋の給油活動にも行ったが、健康面しか心配しなかった。今度は武器使用の可能性もあり、不安で仕方ない」と寂しそうに話した。
派遣部隊の指揮を執る第8護衛隊の五島浩司・司令(50)は報道関係者の質問に対して、「武器使用を前提に訓練を積んできたので、特に不安や緊張はない。与えられた枠内で全力を尽くしたい」と答えた。出港あいさつでも「国民の大きな期待に応えられるよう、任務を完遂してきます。行ってきます」と述べ、最後に乗艦した。
◇「海外派兵許すな」市民団体抗議行動
海外派遣に反対して、護衛艦出港前に海自呉基地近くから、市民団体「ピースリンク広島・呉・岩国」のメンバー11人が、ボート5隻で連なって沖に出た。海上では「自衛隊派遣を許さない」などと書いた横断幕を広げ、「国際平和都市ヒロシマから海外派兵の恒久化につながる派兵は許されません」などと、派遣隊員や家族に届くようマイクを使って訴えた。
出港時刻になると、集まった6団体の約200人は「自衛隊はソマリア沖に行くな」などとシュプレヒコールを繰り返した。
【関連記事】
海賊対策:護衛艦、呉基地を出港 4月上旬ソマリア沖到着
海賊対策:家族に期待と不安 市民団体は抗議 広島・呉
社説:海賊対策 新法で与野党合意を目指せ
海賊対策:外務省がジブチに連絡事務所設置へ
海賊対策:海上警備行動を発令 ソマリア沖へ
毎日新聞 2009年3月15日 地方版