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http://www3.nhk.or.jp/news/k10014677001000.html
“タリバンと対話の余地も”
3月11日 7時14分
アメリカのバイデン副大統領は、オバマ政権が対テロ作戦の最前線と位置づけるアフガニスタンの安定に向けて、反政府武装勢力タリバンの中の穏健派のグループとは対話する余地があるという考えを示しました。
アメリカのバイデン副大統領は、10日、ブリュッセルにあるNATO=北大西洋条約機構の本部を訪れ、デホープスヘッフェル事務総長らと意見を交わしました。このあと記者会見したバイデン副大統領は「アフガニスタン情勢が悪化すれば、アメリカだけでなく、NATOのすべての加盟国に脅威をもたらす」と述べ、オバマ政権が対テロ作戦の最前線と位置づけるアフガニスタンの安定化を図ることの重要性を強調しました。そのうえで、「反政府武装勢力タリバンのうち、5%は手に負えないが、25%は本気で関与しているのかどうか定かではなく、70%は金のために活動している」と述べ、タリバンの中の穏健派のグループとは対話する余地があるという考えを示しました。オバマ政権が政策の包括的な見直し作業を進めているアフガニスタンをめぐっては、オバマ大統領がタリバンの穏健派グループへの働きかけも検討したいとしており、バイデン副大統領の発言は、これに沿ったものと受け止められています。