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米露の戦略核、新条約で大幅削減も…年内妥結目指す【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090307-OYT1T00450.htm?from=top
【ジュネーブ=本間圭一】クリントン米国務長官とラブロフ露外相は6日夜(日本時間7日未明)、ジュネーブで初めて会談し、今年12月に失効する第1次戦略兵器削減条約(START1)の後継条約を巡る交渉に関して、年末までに妥結を目指すことで一致した。
ブッシュ前米政権時代に悪化した米露関係については、クリントン長官は記者会見で「リセットの議論を開始する」と言明し、オバマ政権下で関係改善に取り組む姿勢を強調した。
会見でクリントン長官は、START1に代わる新たな核軍縮条約がオバマ政権の「最大の優先課題」と指摘し、条約策定に全力を挙げる考えを示した。ラブロフ外相も、START1は「時代遅れになっている」との考えを示した。
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の2008年1月現在の推計では、核弾頭の実戦配備数は米国が約4100発、ロシアは約5200発とみられる。6日の会談では、具体的な削減目標数は明らかにされなかったが、クリントン長官はこの分野で「世界をリードする」と言明しており、核弾頭の大幅な削減も現実味を帯びてきた。
4月にロンドンで予定されるオバマ大統領とメドベージェフ露大統領による会談では、一気に1000発レベルまで削減を目指すことで合意するとの観測も出ている。
また、クリントン長官は会見で、世界的な懸案に対して「両国が共同して取り組むことが重要だ」と述べ、米露が国際問題の解決に協調して臨む姿勢を示した。
このうち北朝鮮の核問題では、ラブロフ外相は「既存の枠組みを活用し、外交的手段で解決を模索する」と強調、6か国協議を通じて核放棄を迫る考えを示した。イランの核問題では、ラブロフ外相は「イスラエルも含めて、地域のすべての国が関与する対話が必要だ」と述べた。
一方、ブッシュ前政権は、チェコとポーランドへのミサイル防衛(MD)配備計画を進め、ロシアとの対立の一因となったが、この日の会談での具体的な中身は明らかにされなかった。昨年8月のロシアのグルジア侵攻を巡り、米露のあつれきが深まったことも念頭に、ラブロフ外相は「意見が一致しない分野では、開かれた協力的な方法で(問題解決に)取り組む」と述べ、米側と議論を重ねる姿勢を強調した。
(2009年3月7日12時23分 読売新聞)