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(回答先: 【AP通信】では国際赤十字委員会が「白燐弾が化学兵器であると考えていない」とわざわざコメントをしています。 投稿者 Ddog 日時 2009 年 1 月 19 日 18:01:05)
これを機会翻訳すると
White phosphorus is not considered a chemical weapon
×黄リンは化学兵器であると考えられません。
ではなくて、
○黄リンは化学兵器であると考えられていません。
なんだけど。。。なんでここだけクラフトしてしまったの?
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第一このAP報は、
赤十字国際委員会は、白リン弾投下にあたって「焼夷性」を利用するなとイスラエルに警告したが、まだ証拠は得ていない、ということを語った、という13日付けの記事ですよ。
※the incendiary agentは、国際法で禁じられた「焼夷性兵器」のこと
「白燐弾が化学兵器であると証拠が全くない」等とは全くかかれていませんよ。
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The International Committee of the Red Cross urged Israel to exercise "extreme caution" in using the incendiary agent, which is used to illuminate targets at night or create a smoke screen for day attacks, said Peter Herby, the head of the organization's mines-arms unit.
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(これは)
赤十字国際委員会は、普段は夜に敵を照明したり日中の攻撃で煙幕をつくる兵器を、「焼夷兵器」として使われることに対して「特別注意」を払うよう促しました、と兵器探求チームの長のPeter Herby氏は語りました。
つまり、
「焼夷兵器(=化学兵器)」として使われるた証拠は(12日までは)見つかっていないが、警告を発したということ。
しかし、この赤十字国際委員会の警告は見事に裏切られた。15日の国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)ガザ本部への白リン弾攻撃である。
証拠は15日に、イスラエルが提示したのである。
しかるにこのDdog君の投稿は、19日になって13日の記事を引用し、15日の国連への白リン弾攻撃をも、非難にあたらないといったかのように歪曲している。
クラフトの手技は3点
1)ものごとの順序の逆転
2)意図的な誤訳
3)印象操作
これって、産経新聞のワシントン特派員である、古森義久氏がよく指摘される手口だ。
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1月17日には、Peter Herby氏が、赤十字国際委員会の見解を正確に述べている。
http://www.icrc.org/web/eng/siteeng0.nsf/html/weapons-interview-170109
クラフトマンDdogはこれすら無視している。
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この件に関して、デマゴギーgeneratorとしての週刊オブイエクトの分析は、
ここが詳しいようだ。
白リン弾に対する赤十字国際委員会の見解
http://ni0615.iza.ne.jp/blog/entry/881757/
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日本語の新聞だけを読んでいると、こういうデマゴギーgeneratorに、まんまと一杯喰わされる!