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核軍縮国際委:広島・長崎の被爆者が証言 米大統領に期待【毎日JP】
http://mainichi.jp/select/world/news/20090216k0000m030030000c.html
【ワシントン及川正也】中長期的な核削減目標を策定・提言する「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会」の第2回会合が14日、ワシントンで始まった。広島・長崎で被爆した日本人3人が証言し、「人類と核兵器は決して共存できない」などと訴え、究極的核廃絶を目指すオバマ米大統領に強い期待を表明した。
証言したのは日本原水爆被害者団体協議会(被団協)事務局次長の岩佐幹三さん(80)ら。広島で被爆した岩佐さんは「命の被害だけでなく、暮らしや心についても苦悩に満ちた人生を背負っている」と苦しみを訴えた。さらにオバマ政権誕生について「核兵器の脅威から解放された未来に向けての新しい風が吹き始めた」と歓迎。2010年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議で「核廃絶への明確な道筋」を確定させるよう求めた。
また広島で被爆したサーロー節子さん(77)=カナダ在住=は「一日も早く核兵器を廃絶し、暴力と戦争にとりつかれた文化を変革してほしい」と訴えた。同委員会は15日まで。
日本と豪州両政府が発足させた同委員会は昨年10月に初会合を開催。今年10月の広島での第4回会合で世界的な核軍縮に向けた報告書をまとめる予定。
川口順子元外相とエバンズ元豪外相が共同議長を務め、ペリー元米国防長官ら各国の専門家が参加している。