★阿修羅♪ > 戦争a6 > 612.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 中国中央TV横のビル火災。WTCの第7ビルと比べる? 投稿者 千早@オーストラリア 日時 2009 年 2 月 10 日 11:21:36)
まだ十分に詳しく調べたわけではないのですが、どうもこの焼けたTVCCビルは、基本的には鉄筋コンクリート構造と、パイプ鋼材、鉄骨の梁を用いているようで、かなり構造が異なるみたいです。単純に比較することは難しいかもしれませんね。
CCTV Fire (北京44階建てビルTVCC火災)
http://www.flickr.com/photos/fuzheado/sets/72157613554656534/
http://www.flickr.com/photos/fuzheado/sets/72157613556376758/
マドリッドの高層ビルは途中の階までの床が全部落ちていたのですが、これは昔の思い切って簡単な耐熱対策も施していない床材の上に赤レンガを敷き詰めただけのもので落ちて当然だったのですが、北京のビルの場合、さすがに床や壁の基本構造は大丈夫のようです。またマドリッドの場合、コアの支柱は鉄筋コンクリートだったようでやはりWTCビル群との比較は少々無理があるようです。(この点は私のサイトで拙著の正誤表にも書いています。)
「WTCビル崩壊」の徹底究明:正誤表
http://doujibar.ganriki.net/00corrigendum.html
このTVCCビルの詳しい構造はまだ調べがついていないのですが、調べてみて、またいくつかの研究機関や大学などの調査報告を待って、比較できる点とできない点をはっきりさせたいと考えています。外周や内部の支柱がどうなっていたのか、支柱と床材との接続部分がどうなっていたのか。
第7ビルのNIST最終報告の問題点は、それとは別にあるでしょう。
しかし、この火事そのものはミステリーですね。ビル内によっぽど燃えやすいものでもおいてあったのでしょうか。あの国では何が起こっても不思議ではありませんが。