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ハマスが活動本格化 ガザ 見舞金配布 支配維持を狙う
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009012602000109.html
【ガザ市(パレスチナ自治区)=内田康】停戦から一週間が経過したガザで、イスラム原理主義組織ハマスが本格的に活動を再開した。治安維持のため警官を街に配置し、イスラエル軍の攻撃で被害を受けた人たちに見舞金を配布。ガザの実効支配維持を狙う。
空爆で全壊した警察署前で二十五日、警察官ムハンマドさん(38)は「オレたちはハマスの警察官だ。それが何か問題なのか?」と胸を張った。だがカメラを向けると、撮影を拒否した。
イスラエル軍はハマスの警察施設を破壊したが、停戦後、約六千人の警官が銃を携帯し街を巡回するようになった。空爆を免れた建物を拠点にする。
ガザ市のモスク(イスラム教礼拝所)では二十四日夕方、ハマス幹部が自宅が全壊した人に一世帯あたり千ドル(約九万円)の見舞金を配布。封筒を受け取ったマヘルさん(38)は「家を借りる費用にする」。ハマスは今後、自宅が半壊した人にも見舞金を配る考え。
周辺親米国はハマスを経由しない支援を検討。パレスチナ解放機構(PLO)穏健派ファタハのガザでの復権をもくろむ。しかしハマス報道官は「政治的支援は断る。敵(イスラエル)はハマス壊滅に失敗したのだ」と語る。