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■「自衛隊のガザ派兵」に賛成するか?■ 2009年01月24日14:45
右の人にも、左の人にも、尋ねてみたい。
「ガザのパレスチナ人なんか何人死んでも、日本には関係ない」
「日本の国益として、アメリカの同盟国イスラエルを刺激するのは下策である」
という意見は有り得るし、傾聴に値する。
そして、身も蓋も無いリアリズム、ベタベタの計算でいえば、それが正しいだろう。
しかしだ、右の人も、左の人も、計算とリアリズムだけで生きてるわけじゃない。何らかの、ロマン、情熱、パッションという不合理が無ければ、政治的に「右」になったり、政治的に「左」になったりしないのだ。
「日本を世界に誇れる国にしたい」というのがリアリズムではなくロマンであるように、
「日本を軍隊の無い国にしたい」というのもリアリズムではなくロマンである。
ガザ支援 支援物資を無償提供
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=728904&media_id=2
計算やリアリズムを度外視して、貴方が胸に持つ思想のロマンや理念で考えて、
「日本は、自衛隊をガザ地区に派兵し、イスラエルからも、ハマスからも、自衛隊の武力でパレスチナ人を守るべきだ」という意見に賛成するだろうか? 右の人にも、左の人にも、尋ねてみたい。
それをすれば、間違いなく、イスラムの民衆は日本の自衛隊を賞賛するだろう。まさに誇れる国・日本の証明だ。自衛隊に存在意義があることを全世界に証明できるチャンスである。
それをすれば、間違いなく、パレスチナ人を残虐な戦死から救える。イスラエルの理不尽極まる侵略行為を、実質的にストップできる。平和と人権を実現できる。
しかし、日本人が死に、防衛費は増額する。
しかし、まぎれもない暴力装置である自衛隊に「平和的価値」がある、つまりは憲法9条は正しいわけではない、ということを認めることにもなる。
重ねていうが、リアリズムの話ではない。ロマンの話だ。
「現実の自衛隊はアメリカの犬だ」とか、そういう【逃げ口上】は抜きにしようではないか。
つまりは「自衛隊はチェ・ゲバラになれるか?」ということである。
チェ・ゲバラは、軍服を着て、銃を担いで、人を殺したのである。
チェ・ゲバラは、日本国憲法第9条に反する存在である。
チェ・ゲバラと日本国憲法第9条を同時に賞賛することは、本来不可能なのだ。しかし同時に賞賛する人がたくさんいる。
憲法9条を愛する人は、平和を愛し、パレスチナの平和を願い、イスラエルの横暴を許さないだろう。そのために、自衛隊の暴力は、確実に役に立つ。
確実に役に立つモノを使用することに、貴方は賛成するか?
それでも反対するとすれば、パレスチナ人が死んでいくことを黙認することにならないか? つまりはイスラエルを味方することになっていないか?
自衛隊はチェ・ゲバラになれるか?