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(回答先: ガザ強制収容所、ホロコーストでのナチス=ユダヤ軍による大量虐殺、ガザはイスラエル・オバマ米国政権誕生の生贄とされたのか? 投稿者 愚民党 日時 2009 年 1 月 18 日 09:34:50)
ホワイトハウスも「チェンジ!」オバマさん待つワシントン
オバマ新政権
ホワイトハウス前では、オバマ次期大統領の就任パレードに向け観客席を設置する作業が進んでいる=小西太郎撮影
バラク・オバマ次期米大統領(47)の20日の就任宣誓式まであと2日。
舞台の首都ワシントンでは、米史上初の黒人大統領の登場に、熱い視線が集まっている。オバマ氏は「変革」を掲げ大統領選を勝利したが、ホワイトハウスの雰囲気も様変わりしそうだ。(ワシントン 本間圭一)
14日午前9時半、ホワイトハウスの目の前にある高級ホテル「ヘイ・アダムス」。先導の白バイがエンジンをかけると、辺りが急に騒がしくなった。黒いコートを着た長身の男性が黒塗りの大型SUV(スポーツ用多目的車)に乗り込んだ。パトカーのサイレンが鳴り、シークレットサービスが乗った10台の車列が動き出す。オバマ氏の出勤風景だ。仮住まいは、20日のホワイトハウス入りまで続く。
車列は、赤信号でも他の車を止めて突き進んだ。警官が窓越しに小銃を構える。だが、ひと目見ようと集まった観衆は、笑顔で手を振った。「オバマ大統領で、アメリカも変わるね」。沿道の中年女性が明るい声で語りかけてきた。
ホワイトハウス敷地内に入った。絵はがきでおなじみの本館わきの地味な建物が、大統領執務棟ウエストウイングだ。引っ越し準備に追われるペリノ報道官は、「同僚と別れるのが寂しい」とこぼした。代わってどの部屋に誰が入るかは、政界の一大関心事だ。
元高官は、「歴代政権で、側近たちは大統領に近い部屋を奪い合ってきた」と証言する。ここでは大統領との近さが力のすべて。部屋割りは、政権の権力構造を読み解く重要なカギなのだ。
今回、秘書を除き大統領執務室に最も近い部屋は、側近のアクセルロッド上級顧問が押さえた。その先の大きな角部屋には、エマニュエル首席補佐官が入る。2人はいずれも、オバマ氏の地元シカゴで交友を深めた。中堅職員は、「ボスが代われば、仕事のやり方もすべて変わる」と述べ、「シカゴ人脈」の新ホワイトハウスに期待と不安を口にした。
ホワイトハウスは“職住一致”で、オバマ一家の私生活も興味を呼ぶ。敷地内にはプールやボウリング場まである。ホワイトハウス詰め米国人記者は、「現大統領が使わなかったバスケットボールの施設は荒れ放題。新政権の優先課題は、コートの改修だ」と裏話を明かした。妻ミシェルさんの母親も同居し、10歳と7歳の娘の世話に当たる。「3世代同居」で、居住スペースは一転にぎやかになる。今春にも飼い始める犬の選択は、米3大テレビが取材合戦を繰り広げる国民的関心事だ。
ホワイトハウスは逃げ場のない職場。トルーマン大統領は「白い刑務所」と呼んだ。ホワイトハウスを自分色に染める「チェンジ」は、孤独との闘いでもある。
敷地を出た。既にワシントンの街はオバマ氏の「顔」でいっぱいだった。
(2009年1月18日02時23分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090117-OYT1T00969.htm