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(回答先: Re:イスラエル軍、ガザで市街戦=「絶滅目的」とパレスチナ議長が非難(時事通信) 投稿者 近藤勇 日時 2009 年 1 月 15 日 14:46:18)
ヨルダン川西岸ナブルスの中心街には、ガザでの戦闘に巻き込まれて死亡した子供と父親を模した人形などが置かれ、言いしれぬ悲しみに包まれていた(黒沢潤撮影)
【ガザ侵攻】強まる同胞への“連帯感” ヨルダン川西岸ルポ
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2009.1.14 20:41
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090114/mds0901142043006-n1.htm
イスラム原理主義組織ハマスとイスラエル軍の交戦により、多数の犠牲者が出ているパレスチナ自治区ガザ地区。ヨルダン川西岸に住むパレスチナ人の間からは、苦境に陥る同胞への連帯の声が沸き起こっていた。(ヨルダン川西岸ナブルス 黒沢潤、写真も)
「悲惨にも胴体を失い、道に首だけが寂しく転がるこの赤子の写真を見よ。あなたには赤子の悲痛な叫び声が聞こえないか」
寒風吹きすさぶ夕暮れ時のナブルス中心街で、ガザ住民への連帯を訴える活動の主催者、ムハンマド・アヤッシュさん(29)はこう語った。中心街の一角には、悲惨な写真や、ガザへの激励メッセージ、激戦に巻き込まれた子と親を模した人形などが置かれる。
先週の金曜礼拝の後、ここには、戦闘反対を叫ぶ500人の群衆が殺到した。ガザから30キロ離れた西岸はガザと分断され、「まるで別の国」(住民)の様相を呈しているが、同胞がなめる辛酸は人ごとではない。
男性ホテル従業員(29)は「無実の人々を殺すのがイスラエル人のメンタリティーか。地上から人々が消えるまで(戦闘を)続けるのか。世界の『良心』はどこにあるのか?」と、記者(黒沢)に迫った。
宗教施設さえ攻撃されることに、恨み嘆く声が上がる。ハミド・ビサィ西岸地区高等裁判所元長官(65)は「戦闘でモスクが15カ所も破壊された。『死』より『生』を重んじるユダヤ人に、『死』をいとわぬ私たちから何らかの報いがあるはずだ」と吐き捨てた。
戦闘から19日が過ぎ、一般生活に支障が出ていることにも懸念が募る。仕事で家族7人を残して西岸ラマラに来た自営業オサマ・ガヒルさん(46)は悲嘆に暮れる。「家族は敵に包囲され、食べ物を買いに行こうにも砲撃などで外に出れない。言いしれぬ苦労を経てガザで裕福になった私が今、家族には何1つ買ってやれない…。この無念、あなたにはお分かりか」。
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http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090114/mds0901142043006-n2.htm