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「タルムード」的戦争犯罪―マイケル・ホフマン
http://www.realjewnews.com/?p=362
歴史家で著者であり、「客観的歴史と研究」の創立者のマイケル・ホフマン2世はニューヨーク大学卒で元AP通信社のニューヨーク支社長で「発見されたユダヤ教」の著者。
インタビューアー:ナサナエル・カプナー(ユダヤ系アメリカ人)
【ナサナエル・カプナー】:イスラエルはハマス攻撃を12月27日に開始し、今や全面戦争になって数百人が殺害されているが終わりが見えていない。 この現状に対しどう思うか?
【マイケル・ホフマン】:いつものようにガザに入ったイスラエル軍は全住民を虐待している。イスラエル軍は、ハマスを標的に、というより、ガザ全体の、特にインフラを破壊している。住宅、学校、政府庁舎、消防署、病院・診療所などが組織的に破壊されている。イスラエル当局が言うようにハマスを狙っているのではない。
これはパレスチナ人民が自らを統治し、教育し防衛する能力を破壊するための攻撃だ。
【カプナー】:イスラエル当局は一般市民が殺害されていることに対し、
「ハマスが人間の盾を使用しているからだ」と言い訳をしているが、これに対してはどう思うか?
【ホフマン】:常のことだが、このようなタルムード的な戦争犯罪が起きる時は、イスラエルの宣伝工作とユダヤが支配するメディアが全面的に発動する。
ガザでこのいつものパターンを見ているのだ。イスラエルが犯したあらゆる犯罪に対しては、彼らの説明は「コラテラル・ダメージ(巻き添えの被害)」か、「ハマスの人間の盾のせいだ」といういい訳だ。
これは例えば、黒人を殺害されたということでオークランドでアフリカ系アメリカ人がサクラメントに対しロケットを発射したとして、そのロケットが学校近くから発射されたので、それに対する反撃としてカリフォルニアの州兵がオークランドのあらゆる黒人学校を攻撃し40人も殺害したとしたらどうか、ということと同じだ。
黒人武装戦士が学校近くからロケット発射をしたからといって、世界はオークランドの子供たちを40人も殺したカリフォルニアの行為を認めるか、ということだ。
そのような黒人の子供に対する人種差別的な姿勢はとても受け入れがたいことだろう。
これがガザの国連学校で起きたことだ。しかしイスラエルはこの蛮行を働いても罪を免れている。
【カプナー】:パレスチナ人の子供たちに対するイスラエル軍の虐殺行為に人種差別的・宗教的な要素がありますか?
【ホフマン】:ガザにおける人命軽視ははっきりとしている。しかしそれは語られることは殆どない。
それはユダヤ国家イスラエルの核心部分の病理を表すものだからだ。
このようなことを認めるとすると、シオニズムの病理の根源に迫ることが必要となる。
これは明らかに正統派ユダヤ教のことだ。正統派ユダヤ教はユダヤ人の魂を高貴なものとしてあつかい、ユダヤ人以外の魂を下劣なものとし貶めることを制度化しているからだ。
【カプナー】:しかしシオニズム国家イスラエルに反対している「トーラ・真のユダヤ人」はどうなりますか? 彼らを賞賛すべきですか?
【ホフマン】:中東におけるイスラエルのいかなる虐殺をめぐるユダヤ的プロパガンダの最後の段階では、「シオニズムに反対するユダヤ人」と「平和のためのラビ」というものを目撃する。
ユダヤ支配のメディアがこれらのグループに注目することで、非ユダヤ人はまともな人間ではないから殺害されることもあるということを教示するタルムードとその他のラビの教科書から我々の注意をそらすことになる。
【カプナー】:ハシディック・ジューは公的にシオニズムに反対しています。反イスラエル姿勢なので賞賛されるべきですか?
【ホフマン】:この種の偽情報の達人らはヌツレイ・カルタ派で、テヘランで行われた修正主義会議でイラン大統領に迎えられた。
この人々はアメリカやヨーロッパでシオニズムを「トーラ(モーセ五書)」に反するとして非難している。しかし彼らがいう「トーラ」とは、タルムードが述べているようにユダヤの法であり、ラビたちは破棄している。
混乱させられている多くの「ゴイム(非ユダヤ人の蔑称)」の人々は、反シオニストのヌツレイ・カルタや他のグループと協力して、、イスラエルを戦争マシーンに駆り立てる思想的エンジンの役割を持つタルムードは
平和と愛の書物でシオニズムやイスラエル国とは違うと宣伝しきたため、
憎しみの対象にふさわしい内容を持つこのユダヤ教を護っていることになる。
【カプナー】:イスラエル国により進められている蛮行を停止させるために、イスラエル製品をボイコットすることはどう思うか?
【ホフマン】:アラブ世界と欧米社会は現在、何にもならない、いつもの
たるんだ力のない決議を採決するという無駄な努力を繰り返している。
効果的な行動と処方箋は、決して日の目を見ることはない。
イスラエルはしっかりと欧米社会の首根っこを掴んでいるのでイスラエルを戦争犯罪法廷に引き出したり、ボイコット・キャンペーンの標的にすることはできないだろう。
【カプナー】:それでは現在の流血を停止させるには何ができるか?
【ホフマン】:イスラエルの力をそぎ、弱めるためには、世界の人々が正統派ユダヤ教とシオニズムの関係をイスラム根本主義とアルカイダとの関係と同じであるという認識にいたることだ。
ガザでのイスラエルの軍事的行動、つまり大量殺戮と常に嘘をつくことについては、正統派ユダヤ教のラビの法から導き出されてくるものだ。
それは私の書いた「発見されたユダヤ教」の中に詳しい。
これがイスラエルの戦争犯罪と欺き行為を分析する中で触れられていない要素だ。
ラビ達は、正統派ユダヤ教の信徒らに、政治については、人間扱いされない非ユダヤ教徒に嘘をつくことや殺戮することを教えている。
こういったことが広く知られるまでは、シオニスト国家の歴史と、特に現在はガザに見られるように、イスラエルは一般民衆を繰り返し殺戮し、かつ刑事責任を追求されることはないのだ。