投稿者 ヤマボウシ 日時 2010 年 2 月 22 日 15:56:11: WlgZY.vL1Urv.
転載元:Like a rolling bean (new) 出来事録 by Rolling Beanhttp://ameblo.jp/garbanzo04/day-20100222.html
2010-02-22
豊洲移転1281億円予算断固差し止めを!(イシハラ都知事は「代案」を前にさらにふんぞり返り)築地市場の官製地上げ(卸売市場を大手流通や外資のために完全に作り替え、食を投機の対象にして安全性も多様性も破壊し、複合汚染と液状化の工場跡地での環境ビジネス改め汚染ビジネスに継続的に血税を投入し、さらに銀座や汐留に隣接する築地という都民・日本全体の共有財産かつ文化財でもある地域を売り飛ばして、以上合わせ技およびおこぼれ頂戴で大喜びをしたい人たちを潤す、イシハラ都政仕上げのビッグ・ビジネス)のための1281億円の予算を絶対に通してはなりません。
都議会が粘り腰を見せるという報道もありますが、この重大な局面をただでさえ多くの課題を抱えている都議だけにお任せして遠巻きに見ているわけには当然いきません。
可視化されていない都議会は、東京都の規定路線=どうしても汚染地域に移転、をごり押しするためのまさに策謀の数々が渦巻いているため、そうした強硬手段を阻止するためには、都民、さらには日本でものを食べる全ての人からの監視が欠かせません。
以下強調は管理人によります。
朝日
築地市場移転、都知事VS民主 予算案の用地費で応酬へ
2010年2月21日11時59分
http://www.asahi.com/politics/update/0220/TKY201002200170.html
日本の台所・築地市場(東京都中央区)の豊洲地区(江東区)への移転計画をめぐり、石原慎太郎都知事と都議会第1党の民主党が真っ向対決の状況になっている。同党は「強引な移転に反対」と主張するが、知事は予定通り、新年度の予算案に移転用地の購入費などを盛り込んだ。予算審議の舞台となる24日開会の都議会は波乱含みだ。
「時間がないんです、時間が。地震でもろくなっている建物が崩壊したとき(管理人:大嘘です。耐震工事を意図的に放置した部分だけが現在の基準を満たしていませんがそれこそ都の自作自演の危機演出です。どうしても地震で崩壊して都知事の見立てでは放射能並に怖いアスベストが飛散すると言いたいのですね)に、市場全体が機能しなくなる」
。石原知事は19日の記者会見で語気を強め(管理人:恫喝すれば済むと)、移転の必要性を繰り返した。これまでも議会で同党に「具体的な代案があるなら、早急にお示し願いたい」と答弁するなど(管理人:この部分がまさに行政の怠慢を示しています。なぜかについては以下に示します)、いら立ちを見せている。
今回、予算案に計上したのは未取得の予定地約23ヘクタールの購入費など約1280億円(管理人:すでに720億円で汚染された土地を購入しています。しかもそこには18000本の杭まで埋設されていたことが隠蔽されていました)。2014年度中の新市場オープン(管理人:そもそもが2016年のオリンピック招致に合わせたもの)をめざす(管理人:目指す必要なし)都にとって、「予算化が遅れれば全体スケジュールに影響が出る」(都幹部)という、ぎりぎりのタイミングだ(管理人:だからこそ今、より多くの監視の目を光らせ、この予算成立を阻まなくはなりませんし、そのことによって生ずる弊害・・・というものがあるとすれば、そこへの打開策に向けても惜しまず知恵を出しあいたいと思います)。
(中略)
現在の都議会(定数127)の議席構成は、民主党(53)に共産党(8)と生活者ネットワーク・みらい(3)などの野党会派を合わせると過半数を占める(管理人:とは言うものの、所属する政党に面従腹背の土屋都議=元民主党、のような方が混入していないとも限りません。いろいろな「事情」はあることは半ば公知であり、予断を許しません)。「安全性の観点から反対」(共産党)などと、いずれも移転には慎重な立場をとる。今後、予算案に「反対」で足並みがそろえば、移転計画そのものが破綻(はたん)する可能性もある(管理人:可能性だけでなく実現させなくてはなりません)。
「『安全性を確認してから用地を買う』などの付帯決議をつけて可決してもらえないだろうか」。都幹部は着地点を見いだそうと、水面下で民主党側への接触を始めたが(管理人:都の言う「安全性」にはこれまでも根拠がなく、また、数え切れないほどの隠蔽により従来調査結果を元にしたという浄化のための工法なるものは、今までにも増して、まったく前提が崩れたことになりますから、持ちかけられているというこの案そのものが、ありえない選択肢です。さらには、専門的な議論に持ち込むことで、真実を不可視にする魂胆も見え見えです)、可決を見通せる筋書きは描けていない。民主党内では「移転関連予算を外した修正案を出してはどうか」などの案もあり、「対応は採決直前まで決まらないだろう」(同党幹部)。3月末の会期末に向けて、双方の駆け引きが続く。
「具体的な代案があるなら、早急にお示し願いたい」と答弁するなど(管理人:この部分がまさに行政の怠慢を示しています。なぜかについては以下に示します)
・・・と上でツッコミ書いた部分の説明です。
代案がなければ住民や被害者との対話に応じないというのがこれまでのお東京都様の方針でした。
もちろん、事業を行う方々が真に使いやすい市場のあり方を検討していただくことはとても重要なことで、大家である行政(公僕)はそこにきちんと耳を傾ける義務があります。
しかし、これまでの日本の「なんちゃって民主主義」の元では、お上が下々の者に代案を出せと言い放ち、しかも情報の格差などお構いなしに揚げ足取りをして、お上の優位性を主張するものでした(ついでに言うと、東京都も、都議選での「与野党逆転」を受けても権力側の思想はまったく変わっていません)。
この件について、1年前のエントリーから転載します。
2009-02-11
『イシハラ都知事、豊洲移転の代案出せとはまさに行政の怠慢です(言いっぷりも地上げさながら)』
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10206387224.html
「誰がなろうとやること(この土地の売り飛ばし)やるんだよ。(地上げに)反対する人間はどういう具体的代案出すんだよ」
(略)
市場を整備してほしければ、汚染地域に封鎖する、嫌なら代案を出せ、これまでもそうした恫喝劇によって反対を唱えることイコールお上に楯突く反逆者として、徹底して東京都は叩いてきました。
この代案出せ恫喝は、国政与党(管理人追記:当時の自公政権)も大変得意にするところで、また皆さんも指摘されるように、体制派として膨大で相手を完全に凌駕する情報量とブレーンを持っているものが、自ら別のプランを提示することなく、相手に「悔しかったら口答えしてみろ」とする悪質な戦術です。
そもそも納税者あるいは市場を利用する側に、へりくつも含め数と力の横暴も耐える代案を出すことを迫るのは、確実に見直し策の検討を放棄した行政の怠慢です。ある方も今回のことで、代案を出せという都の態度にそうおっしゃっていました。
(略)
繰り返します。
「膨大で相手を完全に凌駕する情報量とブレーンを持っているものが、自ら別のプランを提示することなく、相手に「悔しやしかったら口答えしてみろ」とする悪質な戦術」
この罠には本当に注意して、築地で働く方々だけに矢面に立っていただくのではなく、都民の、生産者の、消費者の中から総力を結集しなくてはならないと考えます。
TOKYO MX
石原知事定例会見 現在地再整備計画案「検討する」
2010年2月19日
http://www.mxtv.co.jp/mxnews/news/201002196.html
きのう、築地市場の移転反対派が都庁で現在地再整備の計画案を発表したことを受けて、知事の発言に注目が集まりました。
知事は会見で次のように述べました。「これから計画は検討しましょう。ただ過去10年かかって色々案が出て豊洲しかないと決めた。過去の検討の事例もありますが、ただ時間がない。地震がいつ来るか分からない時に、この間のちょっとした地震で崩落してアスベストが落ちた。あれがもっと大きな規模の地震で、もろくなっている建物が崩壊した時に市場そのものの全体が機能しなくなりますよ。地震がいつ来るか分からないから急いでいる。」石原知事は「検討する」と述べたものの、「日本人の技術を信じないといけない」と豊洲への移転を強調しました。
あっさり「検討しましょう」と言っていますが、実態はどうでしょう?
本当に検討する腹づもりなどあるのでしょうか?
では、ささやかな週末と月曜のやる気をそぐイシハラ都知事の記者会見記事から、生の言葉(産経による編集あり)をお知らせします。
ここでも強調やコメントは管理人によります。
産経MSN
【石原知事会見詳報(1)】藤田まことさん死去「僕にはシンボリックな俳優」 (2/2ページ)
2010.2.19 23:15
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100219/lcl1002192317006-n2.htm
−−築地市場について。移転反対の市民グループが現在地再整備案を作って公表した。これは、かねがね知事や自民党、公明党が妙案あるいは代案があったら議論することはやぶさかでないということに反応したというもの。これに対する受け止めは。
「これからそれは検討しましょう。ただね、あなたは築地の問題をずっと調査したものを調べてきた?何年ぐらい?」
−−半年…
「半年? 半年じゃねえんだよ。ここ10年かかってだな、いろいろ案でてだね、もう豊洲しかないということを決めたんですよ。それをまたね、他の代替地云々出てきてもね、それはね、十分それを考えた上で一番間近な豊洲ということになって、あそこでとんでもないものが出てきて、今みんな仰天してるわけだけどね。大事なことはね、日本人自身が高度の技術を開発してる。その自分たちが開発した技術ってものを日本人が信じなかったら、もう物事進まんでしょう(管理人:でも存在しない技術を妄想しても悲劇を招くだけですよね)。だから、それをまず使っててですね
、とにかく一番間近な豊洲で、予定どおりやれるかやれないか(管理人:本当に「やれない」という結論の余地を残していますか?)を検証しようってことを言ってんでね。その技術がダメかダメじゃないかと…、これは技術的、科学的に検証してもらいたい。ということです」(管理人:ただの893の恫喝です。都庁記者クラブの解体を!)
−−民主党が、今後その案を精査して行政の責任において検討してほしいとの意見を出してくると思われるが、知事はどう…
「それは過去の事例の検討もありますね。ただね、時間がないだ(管理人:ないだ?)、時間が。地震がいつ来るか分かんない。こないだもちょっとした地震で崩落して、アスベストが落っこちたんだよ(管理人:目に余る虚偽!!!!!都庁は訂正を!!)。あれがもっと大きな規模の地震でね、もろくなってる建物が崩壊してるときに、市場そのもの全体が機能しなくなりますよ。ま、地震いつ来るか分かんない。私、できるだけ急いでってことでやってるわけですけどね。だから、その要するに、過去の苦労を上回る新しい案が出てきたら、それは検証するにやぶさかじゃないけれど(管理人:ほら、拒絶する意欲が見て取れます。わたしだけでしょうか?)。質問する方もね、あなた大事なメディアにいるんだからね、半年間の勉強じゃなしにね、もうちょっと勉強してからもの言いなさい。はい(管理人:ってことは、疑問を述べてはいけないのですね。いつもこうやって記者を恐怖で支配して、記者会見をもの言えぬ場に変え、都政の報道をさせないようにしています。改めて、都庁記者クラブの解体を!!)」
「たかが納税者」に罵倒糾弾されても、この都知事は「俺の人生冥利」を感じて嬉しいだけのようですが、それは遠くからしか聴こえないからで、目の前の生身の記者はこうした形で臨むという小心者ぶりがよく分かります。
ご本人こそ、築地の老朽化にも、技術に対する理解にも、あれだけの嘘あるいは間違いがあるくらいですから、「もうちょっと勉強してからものを言」って欲しいところです。半年どころじゃないのに。
2016年オリンピック招致が消滅し、この都知事がすがるものは、築地の官製地上げだけになり、職員はなんとか1281億円の計上だけはして、あとはアリバイ証明的な汚染の検証と称する作業を行って責任逃れをするつもりなのでしょう。
一番最初に書いたように、この官製地上げは、まさに複合汚染的な幾重にも折り重なった利権汚染プロジェクトで、孫子の代までの壮大なツケを回すもので、一度計上されれば「使わねば損」として、移転ありきの議論は補強されていきます。
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