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(回答先: Re: test 投稿者 gataro 日時 2010 年 1 月 03 日 16:50:46)
http://www.labornetjp.org/news/2010/0105asahi/
「朝日新聞」ひと欄に土屋トカチさん(レイバーネット)
1月5日の「朝日新聞」ひと欄で、「フツーの仕事がしたい」監督で、レイバーネット事務局長の土屋トカチさんが大きく紹介された。カラー写真付きの全国版である。内容は、ドバイ国際映画祭の受賞を契機に、映画「フツーの仕事がしたい」を国内の学校などに拡げ、働く権利の大切さを訴えていきたい、というもの。記事のなかで、トカチさんは「闘わなければ、今の仕事の機材さえ買えなかった。若い人に労組や労働法が役立つと知ってほしい。呼ばれたらどこへでも行く」と語っている。筆者は、竹信三恵子編集委員。
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《ひと》土屋トカチさん ドキュメンタリー「フツーの仕事がしたい」を学校に出前
2010.01.05 東京朝刊 2頁 2総合 写図有 (全596字)
ドバイ国際映画祭で昨年12月、自作「フツーの仕事がしたい」が最優秀ドキュメンタリー賞を受けた。月に550時間働かされ、体を壊した神奈川県のトラック運転手が労働組合を結成し、働く人の権利を回復する姿を追った2008年の作品だ。
ドバイでは国造りを支えた外国人労働者が金融危機で一斉に解雇された。「労働者の使い捨ては世界中で広がっている。だからあなたの映画はだれの心にも響く」と現地の観客から声をかけられた。
10歳のとき、故郷の京都府で父が事故死した。母はパートで兄弟2人を育てた。新聞配達をして京都の大学を出たが、社会はバブル崩壊後の不況だった。東京の工場で偽装請負や日雇い派遣で働き、映像制作会社の正社員になった。寝袋常備の長時間労働でも残業代はゼロ。経営の悪化を理由に解雇を通告され、1人で入れるユニオンに駆け込んだ。
労使交渉で勝ち取った解決金でビデオカメラを買った。トラック運転手の労組に頼まれて、このカメラで会社側の組合員たちへの暴力や妨害行為を撮影し続けた。自身も殴られ、メガネを壊された。
今年は、この作品をひっさげて国内の学校を回り、働く権利の大切さを語りかける。「闘わなければ、今の仕事の機材さえ買えなかった。若い人に労組や労働法が役立つと知ってほしい。呼ばれたらどこへでも行く」。まず今月と来月、定時制高校2校で出前上映する。
(文・竹信三恵子 写真・細川卓)
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つちやとかち(38歳)