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Like a rolling bean (new) 出来事録http://ameblo.jp/garbanzo04/day-20091221.html
2009-12-21
疑問満載の疑問「解消」BOOKに続いてまたも意味のない汚染「解消」実験(豊洲新市場予定地)豊洲東京ガス工場跡地は、並外れた汚染地域で、ここで安全に(かつ安心な状態で)市場を運営できるのか、本来は日程計画を決める前に、入念な事前の調査と、公正で開かれた議論は欠かせなかったはずです。
議論を進めるにあたっての事前評価として、工法案のトリータビリティテスト(汚染を浄化できるかの確認)が本来なくてはならないものでした。
なのに、東京都がNHKと朝日新聞など(後者はイシハラと知事の談話として)で、「浄化解消試験」を行ってきれいになると確認するからいい、と表明していることは、たかだかマイナス10000点をマイナス9500点(満点はプラス100点)にするくらいの意味しかありません。
そもそもの手順が間違っています。
また、どの地点が汚染されているかが特定できていない(2/3のポイントしか調査していない)のに、あたかも「反対派」なるものが神経質に大騒ぎしていると矮小化しようとするための「汚染解消実験」に、正当性の根拠を求めようとは図々しいとしか言いようがありません。結論ありきの「似非科学」と称してもいいでしょう!
◆参考
2009-12-08
【新しい模式図】 豊洲新市場予定地の地質断面と汚染調査不足・液状化対策不足の説明
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10405288501.html
あえて言えば、このやり方の試験で解消される浄化の状況など、あの嘘八百兆の『疑問解消BOOK』という疑問と疑惑で満載の奇天烈な冊子で解消された疑問(などあったでしょうか)と同じ程度に意味のないものです。
東京都中央卸売市場
「築地市場の移転整備 疑問解消BOOK」の配布を開始しました
なお、この冊子のめちゃくちゃぶりについては、
2009-05-08
お東京都様の豊洲移転洗脳資料、疑問解消BOOKの「誰がどう見ても疑問炸裂」な点(1)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10256772921.html
など、連載で書きました。
余談はさておき、NHKの、「お東京都様の言い分そのまま報道」を転載します。
NHK
築地移転予定地 汚染解消実験
http://megalodon.jp/2009-1220-0013-43/www.nhk.or.jp/news/t10014528151000.html
12月19日 9時36分
東京都が築地市場の移転先として予定している江東区・豊洲の工場跡地から高濃度の有害物質が検出された問題で、都は年明けにも有害物質を取り除く技術を使って、土壌汚染が解消できるかどうか実験を行うことを決めました。
東京都は、築地市場が老朽化してきたことから、江東区・豊洲の工場跡地に移転する計画を進め、平成26年度に新市場の開設を目指していますが、予定地から高濃度の有害物質が検出されたため、民主党などが移転について再検討の方針を示しています。これに対して、東京都は、大規模な汚染対策の工事を行えば安全性は確保できるなどと反論してきましたが、年明けにも有害物質を取り除く技術を使って、土壌汚染が解消できるかどうか実験を行うことを決めました。実験は微生物で有害物質を分解したり、金属が含まれる土壌を洗浄したりするもので、これまでに全国各地で実際に有害物質を取り除くことができているということです。東京都は年度内にも実験の結果を公表し、築地市場を計画どおり江東区・豊洲に移転することについて、民主党などの理解を得たい考えです。
(画面キャプチャのため、動画にはリンクしていません)
基本路線は、豊洲東京ガス跡地移転で、一歩も後退していません。
また、もしどうしてもその案を引っ込めざるを得ない場合、イシハラはまた汚染の存在を隠蔽したことをお得意の「他人のせい」にして、別の湾岸地域への移転で譲歩させるよう言いくるめることは明らかです。
実際に、築地の現地である東京都中央区の職員が「晴海地区などへの見直し」を口にしている場面を目撃した人もいます!!
12月18日には都議会で、築地市場移転問題に関する特別委員会が開催されました。
汚染問題から処理、市場システムの改変に関わる点でも多様な追及があり、時間も当初の予定を超えて夕刻まで続いたそうです。
新聞の報道はまだ少ないですが、都としては、何が何でも築地の官製地上げを進める方針であることが以下からも分かると思います。
またまとめてお知らせしたいと思います。
毎日
築地市場移転:豊洲土壌汚染問題 特別委、汚染対策有効性や現在地再整備質疑 /東京http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20091219ddlk13010253000c.html
都議会は18日、築地市場の移転問題に関する特別委員会を開き、移転先の江東区豊洲地区の土壌汚染対策の有効性や現在地再整備の可否について質疑を行った。
民主党の田之上郁子議員は、石原慎太郎知事が土壌汚染対策について「土壌浄化などの部分的な実験を行い、除去ができると判断できたら土地を取得すればいい」と発言したとの一部報道に触れ、実験により工期が遅れることはあるかと質問。宮良真新市場建設調整担当部長は「実験の方法を専門家と相談(管理人:誰??)しており、年内に結論を出す(管理人:実験が簡単だという結論ありきでない限り、こんな短時間での工期確定は無理ですね)」などと答弁した。
また、共産党の清水秀子議員は岡田至中央卸売市場長に対し、部分実験で汚染除去ができないことがわかった場合、土地を購入しない可能性があるか見解をただした。岡田市場長は「実験は、豊洲で実行した場合にどうすれば効果的かを確認するもので、(土地購入について)そうした問題は起こらない(管理人:つまり「汚染は浄化できるという結果を示しますよ」ということですね)」との考えを示した。【市川明代】
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