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(回答先: Re: test 投稿者 旅烏 日時 2009 年 10 月 17 日 02:27:40)
普天間の問題は引き延ばし作戦が正解だ
2009-10-18(Sun)
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-784.html
アメリカ政府と日本のマスゴミが、こぞって「早期決着」を叫んでいる普天間基地の移設問題。
鳩山政権は、右往左往しながら優柔不断に時間を稼いでいる。
まことに格好悪いけれども、わたしはこれで正解だと思っている。
鳩山政権の力の源泉は、「票」であり民意なのだから、それに依拠して闘うのが当然だ。
となれば、まずは来年1月の名護市長選挙の結果を出すことが第一だろう。
続いて、7月の参議院選挙も戦って、補欠で滑り込んだ自公の島尻某をたたき落とせば、流れは決定的になる。
それ以前に何らかの態度表明をする必要はまったくない。
沖合移設案と、嘉手納統合案と,県外移設案を行ったり来たりして見せながら時間を稼いで、沖縄と日本の民意の表明を待つのが、現実的な意味では正しい態度だ。
北沢防衛相が、県外は無理と言い、福島党首が猛反対する、というやりとりは、非常に民主的な政権運営であるとともに、アメリカに対してどっちつかずの、結論を出させないという意味でも、GOOD JOBである。
それにしても、日本のマスゴミのだらしなさ、奴隷根性は目に余る。
普天間移設:米、「県外」応じず 政府に判断迫る
2009.10.18 毎日
米政府の日本に対する柔軟姿勢は、アフガン政策やイランの核開発を巡り、米政権に余裕がないため「せめて同盟国との間のもめごとは避けたい」という消極的な理由にすぎない。鳩山政権が「理解がある」と取り違え、これ以上の譲歩を求めれば、同盟関係に深刻な影響が出る危険もはらむ。国防総省高官は「日本が在日米軍再編の合意を履行できないなら、両国の信頼関係への打撃になる」と警告している。
ご主人様に折檻されないかどうかと、ビクビクしながら顔色をうかがっている様子を、恥ずかしげもなく晒している。
普天間移設問題 日本政府内に強まる「焦燥感」 20日にゲーツ米国防長官が来日
2009.10.18 産経
日本側が日米合意の見直しにこだわり続けた場合、米側が在日米軍をはじめとしたアジア太平洋地域の米軍の規模や配置そのものの見直しに乗り出すとの見方が出ており、外務省内では「日本が米軍駐留を望まないなら、『アジアの別の地域に米軍を展開すればいい』として、日本が突き放される可能性もある」(幹部)という懸念も生じている。
ステナイデ〜
泣きが入っている
普天間飛行場移設、米が沖合移動を容認方針
2009年10月18日 読売新聞
米政府が、50メートル程度の沖合移動を容認する方針を固めたのは、鳩山政権が見直しを検討している中、現行移設案の実現には「現行移設案を支持している沖縄県や名護市をつなぎ留めておくことが移設推進の絶対条件だ」(米政府関係筋)という事情がある。米政府は、沖縄県側の協力を確保したうえで、「地元首長が賛成しているキャンプ・シュワブへの移設案を、政府が拒否するのか」と鳩山政権に決着を迫っていく方針だ。
「迫っていく方針だ」って、もう書き手の立ち位置が完全にアメリカ側になっている。
気分的には、ペンタゴンの高官とやらと同化しているのだろう。
まだしも比較的冷静に書いているのは時事通信だろうか
鳩山政権に早期打開迫る=背景にいら立ち、先行きは不透明−米
2009.10.18 時事通信
防衛省が今年4月に公表した環境影響評価の準備書は、50メートル移動を選択肢の一つとした。ただ、地元が問題視する騒音被害はこの程度では大差なく、同意を得られるか不明だ。
沖合に出せば米軍の制限海域を越える部分が増え、反対派の海上妨害活動で行き詰まった埋め立て案と同じ結末を迎えるとの懸念も強い。
肝心の鳩山政権は、県外・国外移設を求める声を政府・与党内に抱え、腰が定まっていない。沖縄県内では来年1月に名護市長選、同年12月までに知事選が予定される。元国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長のマイケル・グリーン氏は県外移設を訴える候補が徐々に勢いを付けると指摘、「鳩山政権は移設問題をコントロールできなくなる」と警告している。
まさに、アメリカは辺野古の滑走路が建設できなくなるという危機感をもって大騒ぎしている。
沖縄が一方的にアメリカに攻められているのではないのである。
沖縄の選択が、決意が、アメリカの決定を覆すことを恐れている とういのが真相だろう。
そして、その沖縄の意思表示を、クビの皮一枚残しながら、その機会を確保しているのが、今の鳩山政権の姿だろう。
大見得を切ってしまえば、アメリカは損得を超えて、ご主人様の権威を保つためだけに、とんでもない無理強いをしてくるにちがいない。
それをかわしながら、しかし、実質的に不服従で時間を稼ぐことが、政権として取り得る一番の戦術だ。
米高官発言の真意確認へ=政府、冷静に受け止め−普天間移設
2009.10.18 時事通信
高官発言は、沖合移動を条件に現行計画を容認する仲井真弘多知事らの意向に沿うものだが、政府関係者は「発言の真意がつかめない。米政府の総意かどうかも見極める必要がある」と指摘する。
上記の読売の記事では、「米側はすでに日本政府にこうした方針を伝えており」と書いてあるのだが、この時事通信を見る限り、正式に日本政府に伝えた事実はなさそうだ。
読売のウソか、「米高官」のブラフであろう。
ところで、「米国防総省高官」が誰なのか、一紙たりとも名前を書いていない。
時事の記事に「18日までに一部記者団との懇談で語った」とあるだけで、どこで、いつ、誰に語られたのかも、明らかでない。
つまり、これはアメリカからの意図的なリークであり、非公式な発言で日本政府を揺さぶろうという、卑劣な情報戦にすぎない。
名無しの高官が一部記者団に語っただけの言葉なんて、オバマはいつでも「そんなん知らんで〜」と言える。
それと知りながら、片棒を担ぐ日本のマスゴミは、少しくらいは「恥ずかしいなあ」と思っているのだろうか?
(転載終わり)