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最初は国家安全保証「テロとの戦い」の為に造られた、
システムを悪用し自分達の私利私欲の為に使い。
多くの人々を自殺に犯罪者、精神異常者に追い込む
マインドコントロールの実行者が、自分達を優れている者とか、まるで神であるかのように考えるのは間違っている。たとえ彼らがそう信じていたとしても。こそこそと秘密に人々を非人間的に扱う者が、人間であることは不可能である。日常生活に戻れば、突如として人間的に早変わりすることができるだろうか。最愛の者に優しくしようとしても、俄かにその最愛の者達が疎ましくなる。心の中に住む誰かが、その時ブレーキをかけるのである。彼らは生きた人間と正常な関係を持つことができない。機械としか付き合うことができない。彼らは人間ではない。彼らは何者なのか。一体どんな種類の生き物なのか。
そもそもデバイスによって他人の心を覗き込もうとすること自体が間違っている。「あいつはどうしてあんなことを言ったのだろう」とか「彼女はどう感じているのだろう」とかというように、周囲の状況や自分の経験を考慮しながら他人の心を推し量り想像することによって、人間は精神を発達させることができる。それが面倒だからといって、その手続を放棄してしまえば、人間精神の発達は阻害され、むしろ退化することになる。
マインドコントロールの実行者達の精神は機能していない。人に隠れて悪事をなすものの精神が正常であるはずがない。彼らの精神の病はどんな精神病よりも重篤で恐ろしい。しかも、彼らは精神に関する科学などのエキスパートであろう。精神の崩壊したそのような者が人々の精神を操作するとはなんという矛盾であろうか。あまりにも恐ろしく破局的である。まさに気違いに刃物である。人類にとっての悲劇である。その上、彼らはエリートであるに違いない。ということは、国家がモンスターのエリートを抱え込むことになってしまう。日本国や社会は荒廃し滅亡するだろう。
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