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Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo04/day-20090906.html
2009-09-06 衆院選から1週間経ちました。 政権交代を経てなお、現実感のあるような、それよりはこれからのことを考えることでいっぱいな状態で毎日を過ごしています。 そして、豊洲新市場予定地について、移転賛成派の築地の「東卸組合」の伊藤理事長側と、お東京都様は、まだまだ前のめりです。ありきたりのことをあえて書きますが、「どこかとの抜き差しならないお約束」ができてしまっている、と考えるのが自然ですね。 そのため、「民主党が勝ったから、もうこの問題はほぼ解決ですよね?」という見立ては、明らかに消費者としても脇の甘すぎる考えだと言わなくてはなりません。 議会や、政権には大いに力を入れていただく必要がありますが、事態は個々人の行動や判断のあり方に降りかかってきますし、行政の計画を正す新たな青写真作りには、多くの声を反映させる必要があります。 もちろん、このことは築地市場問題の他の、自公政権とその出先機関が強行してきた企てに対峙するすべての問題についても同じ状況です。 下記はそういったことをうかがわせる、読売の記事です。 読売 地方欄(東京) 2009/9/3 どうなる築地移転 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20090903-OYT8T00110.htm?from=navr 政権交代は、都内の課題にも影響を及ぼしそうだ。都議選、衆院選を通じて民主党が反対を訴えてきた、築地市場の江東区豊洲地区への移転問題もその一つ。都は民主都議団に計画への理解を求めていく構えだが、「政権交代で環境行政に変化が起き、移転が困難になるのでは」との見方も出ている。 「これから更に大変になる」。都議会に続いて国政も民主党が主導権を握ったことについて、築地市場の移転計画を担当する都幹部はため息を漏らす。 新市場の開場は2014年の予定。都は既に汚染対策費、用地買収費などで約1000億円を投じ、今後、更に約3300億円をかける。しかし、都議選で移転計画に反対する民主党などが議席の過半数を得たため、現状では移転計画に関する予算案の可決は困難。衆院選での政権交代で、ある都幹部は「計画実施は更にハードルが高くなった」と話す。 2区(中央区など)で当選した民主の中山義活衆院議員は選挙戦中、「自民党や都は公共工事をなくさないため移転計画を進めている」と批判。15区(江東区)の民主・東祥三衆院議員も当選後、「移転ありきの計画だったのでは。現在の場所の再整備を含め、検討する必要がある」と語った。 これについて、移転反対を訴えるNPO法人「市場を考える会」の山崎康弘さん(40)は「民主党に移転白紙を期待する市場の仲卸し仲間は少なくない」と語る。ただ、民主党内で問題が広く認識されていないともいい、「日本の食の安心、安全を守るという気概で勉強し、現在地での再整備への青写真を作ってほしい」と注文する。 一方、移転を容認する東京魚市場卸協同組合の伊藤宏之理事長(71)は、「我々が再整備を模索して断念した経緯や、移転という結論に至るまでの長い年月の重みを分かっているのか」と憤る。豊洲地区への移転で大手外食チェーンや大型量販店なども取り込み、取扱量の減少による経営難を打開したい考えだ。 移転予定地は、現在は広大な空き地で、ゆりかもめの「市場前駅」が開業しているが、乗降客は少ない。地元では移転歓迎の声がある一方、土壌汚染問題のほか、トラックなど交通量の増加、人口増で問題化している通勤混雑の更なる悪化などの懸念も浮上する。地元町会幹部の男性(62)は「問題を解決して移転するならうれしいが、民主党が見直すと言うなら見守るしかない」と話した。 都は移転を巡り、政権交代で、国の環境行政に変化が起きることに警戒感を強めている。特に注目するのは土壌汚染対策法。来年4月施行予定の改正法で、一定条件を満たせば工場の閉鎖時期にかかわらず対策が義務付けられ、移転予定地も対象だ。都中央卸売市場管理部は「法改正を見越した調査と対策を既に進めている」というが、ある都幹部は「政権交代で勢いに乗る民主が、再び法改正に乗り出し、移転が更に困難になる可能性も否定できない」と話した。 驚きますね。 また、豊洲地区への移転で大手外食チェーンや大型量販店などとあります。 いったいどこなのでしょうね?? きっとこういった趣旨↓↓↓の内容を訴えようとするのでしょう。想像はつきます。 ・今の築地は狭くて不衛生だ、アスベストが危ない、 ・現在地再整備できないとエライ方々がおっしゃっているではないか、 ・築地の移転を反対し、豊洲東ガス跡地の危険性を騒いでいるのは「プロ市民」と都内の特権階級だ、 ・流通システムなどは嫌でも変わるのだからそれに適応すべきだ、 ・つまり豊洲じゃなくても流通センター化は不可避だ(←「魚は切り身で買え」という意味でもあります) ・・・などなど。 そして、 ・民主党、それに連立をする社民党、国民新党、そして政策ごとの協調を検討する共産党とて、「そういった流通のあり方が分かっていない」 などと騒ぐのでしょう。 BSE問題で米国牛を輸入する動きに呼応してしゃしゃり出てきた、大手外食チェーンや流通業者のことも思い出しますね。 これからがいよいよ、販売者・生産者とともに消費者が動かなくてはならない場面となります!! 〜〜〜 また、先日報道があったように、9月2日付で、環境確保条例117条による調査結果が以下の東京都のサイトに報告されています。 東京都 中央卸売市場 豊洲新市場予定地における環境確保条例第117条に基づく調査等の結果について http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2009/09/60j92200.htm あまりにデータの羅列がひどく、まだ全部を読み切れていませんが、どうにも「解せない」(東京都の委託だということを別にして、工学的に)ところが多くあります。 ヒ素が全地域の62%から基準値以上検出されていることも問題です。 また、現状の、メッシュ法でのサンプリングでも極めて不十分なのに、「不透水層」(天然防水シート)が「ない」とされたあたりをほんのちょっとしか調べていないで、なぜこれをOKとみなす材料にできるのか、到底理解不可能です。 詳細に内容を掘り下げている複数のスペシャリストによると、やはりまっとうな調査がなされたと言いがたい状況だそうです。 新たな市場長(教育破壊者として著名な比留間市場長が港湾部長になり、新銀行東京出向から異動した岡田部長)は、これまでの土壌(ボーリンクコア)サンプルを廃棄阻止の提訴がなされたので、当面サンプルの廃棄を「延長した」と答えているのです(※)が、市場長の個人的なお考えは知る由もありませんが、そのうち棄てるんだもんね、という方針を決して覆さないあたり、どうせ公共事業はすぐには変わらない、と達観していては済ませられないものがあると考えます。 (※)中央区小坂区議のブログから転載します。 豊洲新市場予定地で東京都が実施した土壌汚染状況のボーリング調査で採取した、コアサンプルの廃棄差し止め請求を、8/11に、「市場を考える会」や消費者である都民の皆さんら14名が東京地方裁判所に提訴いたしました。 ブログ: 本日8/25付けの『日刊食料新聞』によりますと、東京都の岡田至市場長は、このほど、「廃棄の方針に変わりはないが、提訴を受けて当分の間作業は保留にする考えを示した」と掲載されていました。 廃棄差し止めの提訴を受けている中であっても、東京都にとってみれば、廃棄をさせない法的拘束力はないわけであり、廃棄を進めることは可能であるところですが、「廃棄保留」に至った考えは妥当であると考えます。 提訴をうけた状態で捨てることを強行すれば、道義的に見て問題であります。 いまだに廃棄の方針であることに関し、今後法廷で、豊洲土壌汚染に関連した諸問題も含め、明らかにされることを期待いたします。 そして、9月8日の市民集会へのご参加をお願いします。 9月8日(火曜日) 18時30分〜20時30分 (チラシ画像はクリックで拡大します) 豊洲新市場計画の中止を求める市民集会 【プログラム(敬称略)】 第二部 都議会各会派から === 築地市場移転中止の請願署名用紙(募集中!) JPEG(A4相当、クリックで拡大します。連絡先も記載されています) === 築地移転問題の全体を記した、英文のB4版チラシです。 〜〜〜 掘っただけで液状化する新市場予定地土壌(ここにたっぷり汚染)。 スライム(いわゆるヘドロ)をなぜか土壌サンプルケースに素手で詰める様子。 〜〜〜 英文解説へのリンク↓です。
(2009年9月3日 読売新聞)「中央区を、子育て日本一の区へ」 小児科医 & 中央区議 小坂和輝のblog
2009-08-25
【築地 UP DATE 42】豊洲コアサンプル 廃棄保留へ 岡田至市場長談
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/7fd2316149e280943e0a393f71349e7e
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/e584fb08b37994009ef8ed94e8a3d090
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/01fea9950522e57ad71a17091d49f24d
いまこそ築地市場の存続と再整備を!
豊洲新市場計画の中止を求める市民集会
会場:文京シビックホール小ホール
開会の挨拶 吉村英二(日本消費者連盟)
第一部 リレーアピール
18時30分〜19時30分(各7〜8分程度)
・仲卸業者から 山崎治雄(市場を考える会)
・市場労働者から 羽根川信(東京中央市場労働組合)
・消費者から 富山洋子(日本消費者連盟)
・地元自治体から 矢田美英(中央区長、※依頼中)
・食品流通専門家から 三国英實(広島大学名誉教授)
・土壌汚染対策専門家から 坂巻幸雄(日本環境学会)
・都民から 水谷和子(土壌サンプル廃棄差し止め訴訟原告団)
19時30分〜20時30分(各10分程度)
・都議会民主党 増子博樹(ますこ・ひろき)政調会長代行
・日本共産党東京都議会議員団 清水ひで子(しみず・ひでこ)副幹事長
・都議会生活者ネットワーク・みらい(予定)
・無所属 福士敬子(予定)
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