★阿修羅♪ > テスト16 > 183.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo05/day-20090320.html
2009-03-20
自民党村上都議「(豊洲の)安全宣言が出されたので食の安全が確保」と仰天発言(付記:都立小児病院)
経済港湾委員会を傍聴した方のお話です。
自民党議員が、(豊洲の)「安全宣言が出されたので、食の安全が確保されました」と、おっしゃっていました。
ちょっと、開いた口がふさがりません。
該当箇所を傍聴記録から抜粋します。
1.村上英子委員(自民党):
村上:
「安全宣言が発表されたことにより、都民の食の安全は確保されたと思う」東京都:
「閉鎖型の市場にして衛生面・品質面の改善をみる」
「売り場全体の空調管理をする」
「食の安全に関しては業界と話し合いながら安全対策のルールづくりをしてゆく」
自称民主主義国家日本の長期与党の得意技(一時期は必殺技だったのでしょうね)の、質問の場面を借りてのお手盛りちょうちん持ちのスタンドプレイですが、この妄言、どうするつもりでしょう??
さすがのお東京都様も後ろ暗いところだらけで、ここまで剛毅極まりない発言はできません。
豊洲移転(官製地上げ)を強行したところで、その新市場では汚染や地盤にかかわる問題が明らかになる蓋然性がきわめて高いわけで、東京都の責任問題になることは分かっているからです。
まあ税金を投入できれば、それまた公共事業だという腹積もりがあることも十分察知しています。
要するに、破綻することがほぼ分かっていても、税でなんとか逃げ仰せばいいと考えていた、あの新銀行東京を開いた背信的思惑と思想的には同根です。
さて、上記の東京都のレスポンスにある「閉鎖型の市場にして」とは、つまり外気や外部の地下水に触れないように入念に留意しながら豊洲新市場予定地の運営をしますからということを言っています。
豊洲新市場の無理矢理開場予定は2014年、ただし通常の地盤強化や汚染処理をするだけで何年もかかるというのに、イシハラ妄想によるハイテク(苦笑)を駆使すればいとも簡単だというのがそのすばらしき計画です。
これで2016年にオリンピックを招致して、世界中の選手や観光客に安心してぴちぴちした江戸前を食べてくれとはとても胸を張って言うとはどんな見識でしょうね。
公式の発言ではありませんが、昨年の夏、某所で、
「そんなに(豊洲新市場予定地が)安全なら、都庁が移転してはどうでしょう」と話しかけたら、
「やばい、俺たち殺されるよ」と口を滑らせた都職員(管理職)がいた
ということはしっかり記憶にとどめておくべきでしょう。
表向きの安全性の喧伝に反して、心の中では「やばい」と思っているわけですから。
また、この移転問題を、恵まれた都心地域のどこかで行われている利権をめぐる業者と行政の争い、などと見誤ることの危険さについてはもうここで改めて説明する間でもないと思います。
コイズミ・タケナカとそれに追従するハーメルンの笛吹きどもにより、たとえば特定郵便局長という既得権益者という仮想敵を設定された有権者が郵政選挙起こした過ちと今日の不幸を招いたという苦すぎる経験、などという寓話を書き添えるのも、もはや蛇足かもしれません。
最近の関連エントリー:
2009-3-15
豊洲新市場予定地は調査するだけで液状化 (日本環境学会坂巻先生の記事から)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10213139188.html
〜〜〜
都議会については、都立小児病院の廃止強行決議(自公が賛成)という、とても悪いニュースもあります。
我が家も子どもが感染症で都立病院に入院しお世話になったことがあり、その手厚い医療に感謝していました。
改めて、お東京都様が強い意志をもって弱者を切り捨てようとすることと、その一方で口実を作っては進めようとするバクチ事業のアンバランスさが分かります。
民衆にはくみ上げる井戸水の量を制限させ、行水もできないほどにしておきながら、片方で自ら贅を尽くした庭園には大量の地下水をスプリンクラーで撒き散らし続けるようなやり方です。
◆2009年3月20日(金)「しんぶん赤旗」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2009-03-20/2009032001_04_0.html
小児病院廃止案を可決 自公が強行 共産など反対 都議会委
◆2009年3月12日(木)「しんぶん赤旗」
小児病院廃止案通すな 患者家族ら座り込み 東京都庁前
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2009-03-12/2009031201_05_0.html
(略)梅ケ丘病院の存続を求める家族と都民の会の池崎吉次代表は「病院を頼って世田谷区に来て八年、自閉症の娘は介護の仕事を目指して実習するまでに成長した。これからもこの環境で育ってほしい」と存続を訴えました。
長女(28)がダウン症だという都立八王子小児病院を守る会の女性は「障害があるからと大学病院に手術を断られたときも、八王子小児の先生が診てくれた。地元に八王子小児があることに親子で助けられてきた」と語りました。
(略)
◆毎日 2009/3/19
都立3病院統廃合:反対住民ら座り込み−−都庁周辺 /東京
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090319ddlk13040253000c.html
◆東洋経済オンライン 09/03/03
都立病院の再編―小児病院廃止は誤り、改革後も脆弱な周産期医療《特集・自治体荒廃》
http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/a3c9bb3edcac912cc6f67fea86750ba3/
(略)「この子が3歳の誕生日を迎えるまで、八王子市内から出たことはありません」
池田優子さん(41・仮名)は三女の愛ちゃん(4・同)の小さな手をぎゅっと握りしめた。
愛ちゃんはダウン症だ。1歳3カ月の時、八王子小児病院で心臓の手術をした。手術から間もないころは、今以上に体が弱かった。万一のことを考えると、実家に連れて帰ることもできなかったという。「元気にはしゃいでいても、5分後に体調が急変する。脱水症状を起こし、即入院ということもよくありました」(池田さん)。車で10分の小児病院は「精神的な拠り所」だった。
(略)
===