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<阪神1−3ヤクルト>◇4日◇京セラドーム大阪
シーズン初先発の阪神藤浪晋太郎投手(22)が5回5安打2失点も、毎回の9四死球と乱れに乱れた。
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初回に3四球から雄平のタイムリーを浴び先制されると、2回にも2四球から満塁のピンチを背負った。ここはなんとか切り抜けるも、3回には先頭バレンティンにバックスクリーン横の5階席に飛び込む、特大のソロアーチを許した。
さらに5回には、畠山に死球を与えたことで両軍が入り乱れての乱闘に発展。マウンド上でぼうぜん自失といった表情を浮かべていた。「初回から制球が定まらず、最後まで修正することができませんでした。守備が長くなってしまい、チームに迷惑をかけてしまいました」と反省の弁を述べた。
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私のコメント
バレンティンや矢野に
何か問題があるわけではなく
単純に
プロの投手として
右打者の頭部、顔面付近に
ストレートが行ってしまう
藤波の投手としての
致命的なスキルのなさが
原因である。
結局、
技術的には、
踏み出す左足、
そして、左肩、
ようするに
投球の瞬間に
壁をつくる
左サイドに壁をつくれない
別の言い方で言えば
開く、開きが早い等
といわれる欠点が
藤波に昔からあり、
それを是正できないまま、
今日に至っている。
球もそれなりに速いから、
コーチも
見て見ぬふりをしてきた可能性が高い。
右投手の基本は、
右打者の
アウトコース低めに、
しっかり制球できるか、
しっかりシュート回転しないで
投げ切れるか?
それがリトマス試験紙になる。
これができないと、
右打者の頭部に
抜けた速球が行くことになる。
そうなると、
本人もそうしたくないから
思いきり投げれなくなる。
そうすると悪循環が始まる。
とにかく、
藤波を二軍に落として
二軍の試合に出すのではなく、
ピッチャーとしての基本、
左サイドの壁、
開きをなくする
右打者のアウトコース低めに
シュート回転させずに
速球をコントロールできるようになるまで、
一軍では使えない、
使っても再発する。
この日も、
何度も右打者の頭部めがけて
速球がうなっていた。
練習方法はたくさんある。
左サイドの壁づくり
開きをなくす
開きを遅くする
半年かかってもいいから、
やるべきである。
大谷は、
高校の時から、
右打者の
アウトローに
投げることができている。
そこを見習うべきだろう。
このままだと
藤波の投手生命が危うい。
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