http://www.asyura2.com/09/sports01/msg/470.html
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以下の記事でも肝心なことが指摘されていないが、私がビデオで検証したところ、0.05秒の差ぐらいで2塁送球の方が早い。なお中継プレーは大島→井端がワンバウンド、井端→荒木がアンダートスである(笑)。これだけ隙のある中継プレーだから、坂本が本塁を全力疾走で駆け抜けていれば得点は認められたはずだ。ただし谷繁捕手が本塁から離れて棒立ちしているのに全力で本塁を駆け抜ける走者などまずいない。よってこの状況を次打者である実松あたりが坂本に告げなければならない。3塁コーチの勝呂も走者阿部を見ているだけ。
ここでは原監督の指摘など本質を外れていて問題外である。
走者坂本がセンター大島のフライ捕球と阿部の飛び出しを同時に視界にとらえることなどほぼ不可能だと思われるので、3塁コーチ勝呂は阿部のボーンヘッドなど放っておいて坂本に全力疾走を指示すれば得点ができたということ。もちろん次打者実松も同じ指摘をしなければならない。要するに勝呂・実松のどちらかが野球のルールを熟知していれば得点ができたというわけだ。
この教訓は守備側にも言えるわけで、阿部の足の遅いことを考慮して、悠長な中継プレーでは駄目だということである。3塁走者が本塁に到達するまえに速やかに2塁へ送球するということ。
しかしフジのプロ野球ニュースを見ても、この種の指摘が皆無だが、この種のプレーはたまにでてくるのでその本質を見逃してはならない。
かように全ての運が味方して山本昌の勝利投手のセリーグ高年齢記録更新である。勝負の世界、運も味方につけないと・・・というわけだ。
▼阿部 大チョンボ 飛び出しタッチアップ生還より先に“併殺3アウト”
セ・リーグ 巨人0−1中日 (7月13日 ナゴヤD)
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/07/14/kiji/K20130714006213600.html
敵地ナゴヤドームがドッと沸き、巨人ベンチはフリーズした。まさかの無得点。二塁ベース上では阿部が天を仰いでいた。1点を追う6回1死満塁。代打・石井の中飛で飛び出し、併殺となった二塁走者は0―1で敗れた責任を背負い込んだ。
「俺の判断ミス。(打球が)抜けると思って一度、目を切ってしまった」
先発・山本昌を降板に追いやった直後。原監督は2番手の右腕・中田賢に対し、左の代打・石井を送った。やや詰まったライナーが左中間へ飛び、三塁走者の坂本はタッチアップの体勢をし、中堅・大島がランニングキャッチ。ところが、二塁走者・阿部は三塁手前まで走っていた。送球が二塁に届く前に阿部は帰塁できずアウト。坂本は本塁を駆け抜けたが、二塁でのスリーアウトの成立が先と判定され、本塁生還は認められなかった。
併殺が成立したとしても二塁走者・阿部のアウトはフォースプレーではないため、坂本の本塁生還が先と判断されれば同点だった。「(坂本の生還の方が)早いかなと思ったけど、すぐに審判がノーとやっていた」と川相ヘッドコーチ。そして「その前に飛び出しては…。ヒットと判断せずハーフウエーで(打球が)落ちたら進めばいい。判断ミス」と続けた。
「やっぱり本人の判断ミスだね」。そう言った原監督は、もう一つ反省点を挙げた。同じ6回無死一塁から阿部の右前打で、一塁走者の坂本が二塁でストップ。「ライト(の守備位置)が深い状態でちゅうちょしているようでは、(阿部の)ああいうプレーも生まれる」。坂本の消極的な走塁が、阿部のボーンヘッドにつながったという意味である。結局、三塁に4度も走者を進めながら、拙攻続きで今季6度目の零敗。山本昌にも勝ち星を許した。連敗で6月下旬の同じ中日との3連戦(前橋、東京ドーム)以来、6カードぶりの負け越しが決まった。
2位の阪神も敗れ、ゲーム差は2・5のままだが、前半戦最終カードの15日からの伝統の一戦を前に出たほころび。「申し訳ない」。阿部の苦悶(くもん)の表情が、ただの1敗ではないことを表していた。
▼巨人・石井 しようがない。抜けたとは思わなかった。ちょっと詰まっていた。犠牲フライで最低限かなと思っていた。
<野球規則>4・09(a)規則説明 飛球が捕らえられたときにリタッチを果たさなかった走者に対して、守備側がアピールした場合、審判員がそれを認めたときにその走者はアウトになる。
(例)1アウト走者一・三塁のとき、打者の右翼飛球で2アウトとなった。三塁走者は捕球後三塁にリタッチして本塁を踏んだが、一塁走者は二塁へ向かっていたので一塁に帰塁しようと試みたが、右翼手の送球でアウトになった。三塁走者はそのアウトより早く本塁を踏んでいた。――一塁走者のアウトはフォースアウトでないから、その第3アウトより早く本塁を踏んだ三塁走者の得点は記録される。 【試合結果】
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[ 2013年7月14日 06:00 ]
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