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ノルディックスキーの世界ジュニア選手権は24日、チェコ・リベレツでジャンプ女子個人(HS100メートル、K点90メートル)を行い、高梨沙羅(16=グレースマウンテン・インターナショナル)が同種目初の2連覇を果たした。
【写真】表彰台に上がろうとするがうまくいかず2位の選手に手を添えられる高梨沙羅
小雪の舞う中、昨季W杯総合女王ヘンドリクソンらライバルはミスを犯したが、高梨は2回とも大飛躍を決めた。1回目に98・5メートルを飛んでトップに立つと、2回目もこの日最長不倒の102メートル。課題の着地でも1回目で55点の加点を得るなど手応えを得た。「自分の力を発揮できてうれしい」。今季W杯総合上位3人が集うハイレベルの大会を制し笑顔を見せた。
圧倒的な飛距離を武器にしながら勝負弱い印象もあった高梨が変わったのは昨年のユース五輪だ。優勝候補筆頭の重圧に耐えて金メダル。その後は前回の世界ジュニア選手権やW杯で初制覇を果たし、今季はW杯総合でもトップを快走する。
「周りのみんながどんどん強くなっているので、負けないようにと取り組んできた」。大舞台で力を出し切るすべを身につけタイトルを守った。「団体もこの調子で、みんなで力を合わせて勝ちにいきたい」。26日の団体戦でも連覇を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130125-00000026-spnannex-spo
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