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大関・琴奨菊(28)=佐渡ケ嶽=が結婚することが10日、分かった。お相手は、佐賀市在住で同学年の一般女性。今場所後に婚約を正式発表する見通しだ。生涯の伴侶を得ることになった期待の日本人大関は小結・栃ノ心(24)=春日野=を寄り切り、3場所ぶりの優勝を目指す横綱・白鵬(27)=宮城野=、3度目の綱取りに挑む大関・日馬富士(28)=伊勢ケ浜=らと共に2連勝。ファン待望の日本人横綱誕生へ突っ走る。
琴奨菊が、ついに結婚する意思を固めた。2011年秋場所後に大関昇進を決めてから在位6場所目。自身、そして相撲ファンの長年の夢である1998年夏場所後に昇進した3代目・若乃花以来の日本人横綱誕生を、新妻と目指していくことを決心した。
お相手は佐賀市に住む一般女性で会社員のAさん。2年ほど前に知人の紹介で出会った。福岡・柳川市生まれの琴奨菊にとって、同じ九州出身の女性、しかも同学年であったこともあり意気投合。佐賀市と佐渡ケ嶽部屋がある千葉・松戸市とは900キロ以上もある遠距離恋愛だが、その苦難を乗り越え、ついにゴールインすることになった。
琴奨菊はAさんと交際を始めてから大関取りに挑戦。昨年名古屋場所で1度は失敗したが、翌秋場所で見事に昇進を決めた。07年名古屋場所に琴光喜が昇進して以来、4年ぶりの日本人大関誕生を実現。伝達式の口上では宮本武蔵が説いた思想「万理一空(ばんりいっくう)」の四字熟語を用い、角界の看板として引っ張っている。その大活躍の陰にはAさんの存在が大きかった。
入門時から兄弟子として世話になり、現在は師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)や、互いの家にも既にあいさつは済ませており、今場所後にも婚約を正式発表する見通しだ。挙式披露宴は未定だが、年明けになる見込み。琴奨菊は部屋の若い衆を連れてボウリング大会やゲーム大会を主催するなど面倒見が良く、周囲からの信頼も厚い。それだけにAさんと築く家庭も、温かいものになっていくことは間違いない。
土俵では栃ノ心を得意のがぶり寄りで下して2連勝スタート。「よく動けている。迷いなくいけている」と充実ぶりに満足げな様子を見せた。日馬富士の綱取りが話題の場所だが、06年初場所の栃東以来となる日本人Vを達成し、公私ともに最高の時を迎えてみせる。
◆琴奨菊 和弘(ことしょうぎく・かずひろ)本名・菊次一弘。1984年1月30日、福岡・柳川市生まれ。28歳。佐渡ケ嶽部屋。高知・明徳義塾中に相撲留学し、中3時に中学横綱。明徳義塾高を経て、02年初、初土俵。04年名古屋、新十両。05年初、新入幕。07年春に新三役(関脇)に昇進。11年秋場所後に大関昇進。殊勲賞3回、技能賞4回。得意は左四つ、がぶり寄り。180センチ、177キロ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120911-00000161-sph-spo
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