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凱旋門賞・G1(10月7日、仏ロンシャン競馬場・芝2400メートル)へ出走する意向を示していたオルフェーヴル(牡4歳、栗東・池江厩舎)は、同レースを2勝しているクリストフ・スミヨン騎手(31)=ベルギー=とのコンビで参戦することが決まった。15日、管理する池江調教師が明らかにした。
スミヨンは当初、今春の仏1000ギニー優勝馬で、ディープインパクト産駒の3歳牝馬ビューティーパーラーで参戦するとみられていたが、同馬が先日、仏国のE・ルルーシュ厩舎から、英国のH・セシル厩舎に移籍したことで、状況に変化が生じた。そこで、オーナーのサンデーレーシング、池江師が話し合い、ロンシャン競馬場を知り尽くす欧州の名手に手綱を託すことになった。
今年の最大目標に置くレースに向けての乗り替わり。この経緯について、池江師は次のように話した。「騎手については、いろんな意見がありましたし悩みましたが、勝つためにはどうすべきかと、皆で協議した結果です。15日の夕方、池添騎手に連絡をしました。非常に残念がっていましたし、気持ちは分かります。彼のおかげで3冠が取れましたし、復活させてくれたのも彼。苦渋の決断でした」と話した。
同騎手は、03年にダラカニで凱旋門賞初制覇。08年には、最強牝馬と呼ばれたザルカヴァで、2勝目を挙げた。また、サンデーレーシングの所属馬では、ブエナビスタで10年天皇賞・秋を優勝。日本でもおなじみだ。
出国予定は、8月25日。同厩のアヴェンティーノ(牡8歳)とともに、成田空港から仁川経由でフランスに入る。現地での滞在先は、小林智調教師(38)の厩舎。10年の凱旋門賞の際に、ヴィクトワールピサを受け入れた日本人トレーナーだ。前哨戦となるフォワ賞(9月16日、仏ロンシャン競馬場・芝2400メートル)をステップに本番へ向かう予定で、フォワ賞はもちろん、時間が許す限り、スミヨンが調教に騎乗する。
オルフェーヴルは、池添とのコンビで昨年の3冠と有馬記念を優勝。年度代表馬に輝いた。阪神大賞典の逸走、天皇賞・春での大敗を乗り越え、宝塚記念で劇的な復活Vを遂げた最強馬が、新パートナーを背に、日本馬で初の凱旋門賞制覇へ挑む。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120715-00000257-sph-horse
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