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巨人・清武代表の弁護士が独占告白!「渡辺会長は手を引け!」
http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20111116/bbl1111161542009-n1.htm
2011.11.16 夕刊フジ
巨人・清武英利球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM、61)が渡辺恒雄球団会長(85)を批判した問題は、新たな展開を迎えた。桃井恒和オーナー兼球団社長(64)が15日、原辰徳監督(53)の2年契約と岡崎郁ヘッドコーチ(50)の留任を発表。今回の騒動の発端となった人事案件だが、清武代表の代理人を務める吉峯啓晴弁護士(62)は本紙の取材に「渡辺会長のコンプライアンス違反是正の第一歩」と評価し、改めて“清武の乱”の意義を主張した。だが、桃井オーナーは同代表のGM業を事実上剥奪、一連の行動について「断じて許せない」と強調するなど、対立は予断を許さない状況が続いている。
清武代表の“造反劇”から4日。双方とも言葉だけだった騒動に、初めて動きが出た。
15日、清武代表に代わって桃井オーナーが秋季キャンプが行われている宮崎を訪れ、来季監督コーチ人事を発表。原監督について「来季V逸、3年連続V逸になったら責任を取らなきゃいけない」と、“条件付き”の2年契約で合意したことを明かした。
正式契約前に来季V逸なら1年で契約解除と公言するのは異例の事態ともいえるが、一方で注目された岡崎ヘッドコーチの処遇は来季留任で決定し、結果的には清武代表の意思どおりとなった。
監督、コーチの人事権を握るGMの任も負う清武代表は、岡崎コーチの留任を決め10月20日に渡辺会長に報告。しかし渡辺会長はこの人事をいったん認めながら、清武案にはなかったOBの江川卓氏(現野球解説者)の入閣をごり押ししようとしたとされる。
親会社の読売新聞の会長、主筆である渡辺会長だが、球団では平取締役にすぎない。岡崎人事を“鶴の一声”でひっくり返そうとしたのはコンプライアンス違反である−というのが清武代表の主張だった。
騒ぎが広がり、江川氏が受けられないことを表明したという背景はあるが、この結果に対する吉峯弁護士の見方はこうだ。
「最初に清武代表が渡辺会長に報告して、了承された通りの人事となった。これは渡辺会長が横やりを入れるのをやめたからでもあり、コンプライアンス違反を反省、是正する第一歩を踏み出したものととらえて評価できると思う」
つまり、渡辺会長の横暴が明るみに出たことで、球団内のコンプライアンス違反が改善される方向へ動きはじめたというのだ。さらに、世論の支持が圧倒的に清武代表であることも見逃せないポイントに挙げている。
「今、清武代表と渡辺会長のどちらを支持するかと一般の方々に聞けば、清武支持が圧倒的だ。にもかかわらず、恣意(しい)的な報道をするマスコミがある。中には本能寺の変や松の廊下になぞらえるなど、低次元な報道やコメンテーターの談話も目立つ。しかし、論点はコンプライアンス違反にある。それをどっちもどっちの争いというような伝え方は適切ではない。渡辺会長も(論点をずらした)場外乱闘に持ち込もうとしているが、その手には乗らない」
同弁護士は改めて、清武代表の主張の正当性と、批判会見の意義を強調。渡辺会長との対決に自信を深めている。
また岡崎ヘッドの留任は、正義による当然の帰結であるとも訴える。
「白石興二郎氏(65)が次期オーナーとするなら、渡辺会長は球団から手を引き、白石オーナーに任せるべきだ。そして社長、GMの報告を受け、白石オーナーが了承するという健全な体制を築くべき。お互いの職責を尊重する組織でないとならない」
これが、清武氏側の意見とするなら、渡辺会長側は果たしてどう応じるのだろうか。
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