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巨人内紛“最大の謎”…江川卓氏が“G監督候補”に急浮上した理由
http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20111114/bbl1111141056000-n1.htm
2011.11.14 夕刊フジ
“部下”の清武英利球団代表兼GM(61)にかみつかれても、巨人・渡辺恒雄球団会長(85)の“独裁体制”は微動だにしそうもない。今回の騒動で図らずも明らかになったのが、OBの江川卓氏(56)復帰の青写真を描いていたこと。かつて「おれの目の黒いうちは巨人の監督にしない」と断言していたといわれる同会長に、どんな心境の変化があったのか…。
清武代表が「渡辺恒雄氏から『巨人軍の1軍ヘッドコーチは江川卓氏とし、岡崎郁ヘッドコーチは降格させる』と言われました」と暴露。対する渡辺会長は「『助監督』として、原監督のご意見番役になってくれればとも考えた」と江川復帰計画を認めた。
渡辺会長と親交のある関係者は「最近、渡辺さんの江川に対する評価が変わってきたのは間違いない」と指摘した上で、こう証言する。
「以前は『江川という男は金の話しかしない』とオカンムリだったのに、最近はなぜか巨人のユニホームを着させたがっている。ただし『江川本人がいまだに“空白の1日”を引きずっているし、バブルがはじけたときの不動産関係の借金が相当あるようで、テレビに出ている今の方が稼げるようだ』と渋い顔をしていた」
なぜ、江川氏に対する見方が変わったのか。
前出の関係者は「はっきり聞いたことはないが、巨人戦中継の視聴率の落ち込みがあまりにひどく、人気凋落に歯止めがかからないからではないか」という。
巨人戦ナイター中継の年間平均視聴率が、過去最高を記録したのは83年(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。江川氏が巨人のエースとして16勝を挙げ、原監督が4番を打ってMVP、打点王に輝いた年である。
渡辺会長案はさておき、江川・原の黄金コンビ復活を見たいファンは多いだろう。江川氏は今回の騒動をうけ「多くの関係者にご迷惑をかけてしまうことになるので、お受けするのは難しいと思います」としている。それでも、来季の助監督構想は「ポスト原」に浮上したことを意味する。来季は無理でも、渡辺会長が読売グループのトップに君臨し続けるかぎり「江川監督」の可能性は残る。
当初「後ろで糸を引いている人間が読売本社筋にいるのでは?」と勘ぐられた“清武の乱”も、どうやら連係して立ち上がる者は皆無。本社にも球団にも、火の手が上がる気配はない。
とすれば、今後の注目は江川氏の動向ということか。(宮脇広久)
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