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2011.11.13 05:03 サンスポ
http://www.sanspo.com/sports/news/111113/spg1111130504003-n1.htm
東日本女子駅伝(13日、福島市信夫ケ丘競技場発着、9区42・195キロ)多くの国際的ランナーを輩出し、若手の登竜門でもある東日本女子駅伝は13日、福島市信夫ケ丘(しのぶがおか)競技場発着の42・195キロのコースで熱戦が繰り広げられる。12日は福島市内で18チーム(オープン参加の「チーム絆」を含む)が参加して開会式が行われ、昨年15位の地元福島は主将の斎藤梓乃(23)=しまむら=を中心に団結。「がんばろう! ふくしま」を合言葉に感動を届ける。
http://www.sanspo.com/sports/news/111113/spg1111130504003-n2.htm
信夫山(しのぶやま)の紅葉をバックに福島の晩秋をつげる風物詩が、ことしもやってきた。地元福島の斎藤主将は「開催が危ぶまれた中で出られることに感謝。一人一人がベストを尽くして一生懸命な姿をみせたい」と喜びをかみしめた。
昨年15位に終わった福島のふるさと選手として巻き返しを期す斎藤にとって、「(出場は)中学生からなので、何回目と聞かれると困る」というほどなじみ深いレース。「福島」の看板を背負って初めてアンカーの大役を任される今回は、新たな思いを胸に臨む。
福島は3月の東日本大震災で地震と津波の被害が出ただけでなく、福島第1原発事故の影響も受けた。レースの舞台となる福島市は原発から約60キロ離れてはいるものの、放射能の影響が懸念されて一時は開催が危ぶまれた。そんな中、関係者や参加都道県が「ぜひやろう」と一丸となり、1日に発着地点である信夫ケ丘競技場の除染が完了。13日の正午すぎに号砲が鳴り響く。
斎藤は猪苗代町の出身。家族は無事だったものの、夏休みに帰郷した際に、震災の爪痕を目の当たりにした。だからこそ、沿道やテレビを介して応援してくれる福島の人たちに走る姿をみせて「こころの底からの感動を与えたい」という。
腕には福島県体育協会の関係者からもらったという「がんばろう! ふくしま」と書かれたオレンジ色のバンドが光る。「身に付けているものなので、絆というか、つながっている気がします」と斎藤。チーム全員が身につけ、思いは一つだ。「この大会で走れるという感謝の気持ちを結果として表したい」。愛する故郷で、復興の願いを込めてたすきをつなぐ。
(中田愛沙美)
(紙面から)
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