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スポーツ報知 8月26日(金)8時2分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110825-00000289-sph-socc
◆練習試合 なでしこジャパンサブ組3―0吉備国際大 なでしこジャパン主力組6―0吉備国際大(岡山・美作ラグビー・サッカー場、25分×4)
なでしこジャパンの佐々木則夫監督(53)が、女子大生相手に本来の動きを見せられなかったイレブンにカミナリを落とした。岡山・美作(みまさか)市内で、今回の合宿初の練習試合となった吉備国際大戦(25分4本)で合計9―0と快勝したが、ロンドン五輪アジア最終予選(9月1日〜、中国)を1週間後に控える指揮官は内容に不満顔。この日の午後練習を急きょ中止として、チームのムードを入れ替える措置を取った。
約3800人が見守った今合宿初の練習試合で佐々木監督の甲高い怒号がピッチにとどろいた。主力組が登場した3本目の17分過ぎだ。
「タラタラやるな、動け2トップ!」
「ベンチ下げるぞ!」
「(MF)阪口〜」
声を張り上げ、珍しく選手たちを叱責した。2人で5得点した永里優、安藤の2トップに対しても容赦しなかった。
スコアでは圧倒しながら、格下の大学生に合わせた戦いが不満だった。「我々の敵は吉備国際大ではなく他国なんだ。失点にはつながらなかったが、合わせながらやっていた。攻撃では自分が関わらなくても点になるだろうという雰囲気があった」と指揮官は厳しい表情。「アジアの目線ではなくワールド目線で見ていかないと」と付け加えた。
MF大野は「監督が怒っていたように良くない。高い位置でボールを取りにいく、それが足りなかった」と分析し、MF宮間も「もう少し厳しい試合になると、難しくなる」と最終予選に向け、課題を見つめた。
4本目には、合流わずか2日目の永里優、センターバックの主力候補、矢野が相次いで体調不良を訴え、途中離脱するアクシデントが発生。「本人から申し出があった。軽い熱中症? そうですね」と明かした佐々木監督は、急きょ午後練習を中止に。「紅白戦をやろうと思ったが、疲労感があるので」と説明した。心身ともにリフレッシュを図った。
「ちょっときつかったので(オフは)うれしい。しっかり休んで調整したい」とFW安藤。岡山合宿の残り2日間(26、27日)は紅白戦を行い、仕上げの段階に入る。W杯後のお祭りムードを完全に捨て去り、アジア突破へ、佐々木監督の手綱さばきが重みを増してくる。
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