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ISM 8月20日(土)2時7分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110820-00000017-ism-socc
19日、なでしこジャパン（日本女子代表）となでしこリーグ選抜が、東京・国立競技場で「東日本大震災復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン！」の一戦を行ない、試合はなでしこジャパンが３対２で勝利を飾った。以下、佐々木則夫監督のコメント。
佐々木監督
「雨のなか、２万を超えるサポーターの皆様が応援に来てくださり、なでしこリーグ選抜といい強化試合を行なうことができました。前半は現時点でのベストメンバーを出しました。しかけも多く、第３の動きもみられ、切り替えも速かった。
後半は、五輪予選の第１戦では岩清水が出場停止（女子Ｗ杯ドイツ2011の決勝で退場）なので、センターバックのテストをしました。１対１の状況になった時に突破を図られてしまい、やはりなでしこリーグ選抜の選手たちは非常に技術があったなと思います。こういった機会を与えていただき、スポンサー様をはじめとする皆様のご協力に感謝いたします。
（今日の試合は東日本大震災の復興支援のために行なわれたが、被災者に強い気持ちを伝えられたという手応えは得られたか？）前半は自分たちのイメージに近いサッカーができた。後半もそれを継続できればよかったが、逆に点をとられてしまった。残り10分、それを取り返すために奮起しようと激を飛ばしたが、点を取ることができなかった。もし１点取れていれば、より強い気持ちを伝えられたと思うが、さらに１点取られてしまった。やはり監督はベンチから出るべきではないですね（笑）
（五輪予選は中１日の過密日程となり、ターンオーバーがカギとなるが？）もちろん、メンバーを入れ替えても大丈夫なように、これから準備したい。逆に、今日途中から出場した選手に関しては、今日は一番プレッシャーのかかる状況だったのではないかと思う。そんなところも経験したなかで、コンビネーションを磨いていきたい。元々スキルのある選手たちなので、慌てないで、誰が出ても大丈夫な状態にしていきたい。
（Ｗ杯優勝を経て、選手たちが成長したなと思う部分や、逆にまだまだだと思った部分はあるか？）前半の切り替えの速さ、アクションの速さは、準備期間が短かったにも関わらず、ドイツで出せていた、いい部分が出ていたと思う。
（五輪予選では最大のライバルである中国での開催とあって、日程でのイニシアチブを握られ、レフェリーのイニシアチブを握られている。１試合１試合、完璧に相手を押さえ込むようなイメージが求められると思うが？）日程が厳しいというのもあるし、日本がＷ杯のチャンピオンになったというのもある。相手の意識の高さもあって、簡単ではない、ぎりぎりの世界になると思う。
それを思えば、今日の試合でも後半に相手をいなせていないので、皆様も少し物足りない部分があったと思う。こういう状況を踏まえれば、今日はいいシミュレーションになった。我々の選手も、五輪予選は簡単なものではないというのを踏まえたなかでやっている。昨日も一昨日も、練習中にスライディングもするし、体も張っているし、セットプレーの練習も徹底的にやっていた。コンディションのことを考えれば、やり過ぎもいけないが、常に気を引き締めてやっていきたい」
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