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株式日記と経済展望
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http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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本人同士が直で金額の確認をするなど言語道断。ましてや携帯メール
で記録を残すとは、「デブのうえにバカ」と呼ばれても仕方ない安直さです
2011年2月8日
◆大相撲八百長メール暴露で、改めて相撲取りのガチの強さを実感した件。 2月3日 フモフモコラム
http://blog.livedoor.jp/vitaminw/archives/52639015.html#
大相撲の伝統を正しく継承しましょう!
角界を激震させた八百長メール問題。野球賭博問題の捜査を進める中で、十両千代白鵬と元前頭春日錦の竹縄親方の携帯電話から八百長の打ち合わせをしたと見られるメールが発覚。芋づる式に力士・親方13人の名前があがるという事態に発展。千代白鵬ら3人の力士は八百長を認め、放駒理事長からは名前があがった力士以外にも関与があるとのコメントも飛び出し、余波は角界全体へと広がっています。文部科学省からは「このままでは公益法人取り消しも」との観測が流れ、3月の春場所の開催すら危ぶまれる状況。大相撲存亡の危機と言ってもいいでしょう。
今回の事件は、大相撲の伝統を継承することを怠ってきたツケがついに噴出したな…という印象。
角界では「申し合い」という稽古があります。表向きは相手を指名しながら勝ち抜き形式で次々対戦していくというもの。しかし、これをほかの部屋へ出向いて稽古を行う「出稽古」と組み合わせれば、自由に好きな相手と秘密の時間を共有することが可能。「来場所どうします?」「まずはこんな感じで強く当たって」「はいはい…あとは流れで少し踏ん張りますね」と互いの意見を「申し合う」ことができるのです。
サッカーなどでも練習をともにすることでイメージが共有できたりするもの。相撲でもそれは同じ。稽古を積み重ねることで、「ははぁ、こう動きたいのだな」というあ・うんの呼吸が生まれるのです。「頼むよ」という視線、「わかった」という沈黙、「すくい投げがベスト」という肌の温もり。それを感じられるまでぶつかり合ってこそ、真の大相撲。真の八百長に言葉など必要ないのです。
どうしても金のやり取り・値切り交渉・領収書受け取りの必要がある場合も、大相撲の伝統に則った付け人(中盆)を派遣する形式を取っていれば、何の問題もなかったのです。「付け人が勝手にやったこと」「あれは若い衆に渡した小遣いだ」「記憶にございません」と主張するためにわざわざ人をかませているのに、それを本人同士が直で金額の確認をするなど言語道断。ましてや携帯メールで記録を残すとは、「デブのうえにバカ」と呼ばれても仕方ない安直さ。メール着信履歴で浮気が発覚する旦那さん同様、自業自得です。
●動きの確認は出稽古で
●金のやり取りは中盆をとおして
●文書・記録は残さない
今後は角界の伝統的作法に則って、しっかりと八百長に取り組んでもらいたいもの。携帯電話でやり取りをしている力士諸君は、ガラケーは四つ折りに、スマートフォンは二つ折りにしてください。銀行振り込みで金を渡している力士諸君は、手渡しに切り替えるように。星の貸し借りをエクセルで記録しているバカがいるなら、即刻パソコンを焼き捨ててください。正しい作法で正しい八百長。国技の伝統をしっかりと継承してもらいたいものですね。
ということで、逆に大相撲の真剣勝負ぶりが明らかになった大相撲八百長メール事件について、早速チェックしていきましょう。(後略)
◆大相撲の八百長問題をメディアもファンも直視すべきだ 2007年05月26日 山崎元
http://blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime/e/7c5b3a9a6bcf0d21dc73c60a2613486b
「週刊現代」の6月2日号に、白鵬の師匠である宮城野親方の愛人と名乗る坂本直子氏が、宮城野親方と八百長の舞台裏について語った会話の録音が公開されている。
先ず、結果的には、白鵬が横綱に昇り損ねた昨年の名古屋場所の取り組みについて、詳しく生々しく語られている。上位とのやりとりでいえば、朝青龍に300万円、魁皇、千代大海、琴欧州に200万円ずつを、宮城野親方が渡し、決まり手に関する打ち合わせをして白鵬は取り組みに臨んだ。記事によると、朝青龍は、土俵上で投げられて背中に砂が付く負け方を嫌い結果は寄り倒しで白鵬の勝ち、三大関は何れも投げられる決まり手で破れている。特に、千代大海(一度突っ張らせて貰ってから、投げられる)と魁皇(投げに大きく飛ぶ)は、年期の入った名演技であったようだ。
宮城野氏のものとされる声は、女性の「魁皇ってインチキ慣れてるの?」という問いかけに、「考えてみろ。(八百長をしないと)34歳で大関なんて守れないって」と答えている。魁皇の取り口を見ていると、申し訳ないが、このコメントは頷ける。
録音の真偽については、宮城野親方の声を声紋鑑定すれば分かることだ。かつて相撲の八百長を告発しようとした元力士が、不自然とも思える急死をしたことがあったが、記事を読むと、録音は「週刊現代」の手元にあるようだから、坂本氏の安全は大丈夫だろう(記事の広告を見たときに、真っ先に心配だったのは、この点だった)。相撲協会は、弁護士との相談を隠れ蓑に、正式なコメントさえ発表できていない。この状況から見て、録音は真正なものだろうし、内容も概ね当たっているのだろうと、推察される。
スティーブン・D・レビット「ヤバい経済学」(望月衛訳、東洋経済新報社)には、千秋楽の7勝7敗力士が異常な高勝率であることが書かれているが、相撲の八百長は、「ときに、ある」と私は考えている。狭い社会での繰り返しゲームそのものだから、ゲーム論でいうところの「協調」をしたくなるインセンティブは豊富にあり、また、怪我を避けたいという事情もあるのだろう。
但し、朝青龍も白鵬も、実力的には圧倒的に強いのだと思う(ガチンコ力士を物差しにして測ればいい)。彼らは強いからこそ八百長を受けて貰えるし、収入で保険を買う余裕もある。
異様に思えるのは、NHKや大新聞をはじめとして、多くのメディアが、この問題を全く無視していることだ(朝日新聞は、週刊誌に記事が出たことを小さく報じているが)。競馬やサッカーのように一般大衆のお金は絡まないが、大相撲をスポーツとして報じている以上、八百長があるか無いかは重大な問題だろう。相撲協会との関係が大切なのか、それとも、他メディア(「週刊現代」)の手柄を際立たせたくないのか、理由は分からないが、ここまで白々しい報道ぶりは、疑問を通り越して、不愉快でさえある。
ついでに言えば、場所前、朝青龍が稽古場で豊ノ島に怪我をさせた件については、傷害として警察沙汰にしてもよかったのではなかろうか。
私は、幕内力士では、白鵬、朝青龍が一、二に好きだし(後の楽しみは把留都だ)、異国のハンディキャップを跳ね返すモンゴル勢の活躍を素晴らしいと思って見ているが、稽古場での乱暴(恐怖心を植え付けて本場所の取り組みを有利にする。今場所は豊真将が朝青龍に精神的に呑まれていた)や、八百長は、よろしくない。
大相撲協会は、八百長を一度事実として認めて、今後そのようなことが起こらないような対策を発表すべきだろう。「なかったことにする」アプローチでは、ますます信用が低下するし、今後の八百長に対して根本的な対策が出来ない。実際に八百長の問題があった、ということを認めなければ、たとえば、「八百長は両者廃業」というようなルールを定める上で説得力がない。(後略)
(私のコメント)
大相撲は八百長問題でゆれていますが、相撲は格闘技である以上は真剣にやれば怪我や負傷で力士の寿命が持たないだろう。150キロもの巨体がガチンコでばかりででやれば、怪我しないほうが不思議だ。相撲にしても柔道にしても受身から徹底的に練習して、激しいぶつかり合いでも怪我しないように鍛えてはいますが、本気でやれば投げ飛ばされただけで怪我をするだろう。
格闘技は勝敗を争うよりも、鮮やかな技を見せるものであり、相撲に勝って勝負に負けたといったことはよくある。もちろん優勝目指して勝敗を競い合うことも大事ですが、相撲そのものを見せると言う見地に立てば、怪我をしないためにも、あらかじめ決め技を決めておくと言った八百長もあるのだろう。力道山の空手チョップやジャイアント馬場の16問キックが出れば相手レスラーはKOされなければならないのと同じだ。
だから大相撲から八百長を廃止しろと言っても無茶な要求であり、モフモフコラムに書かれているように、歴史と伝統を無視した事をするから大問題になってしまう。もちろん相撲賭博に絡むような八百長は御法度ですが、7勝7敗の時の立会いには「異常な確立で勝つ」事もあるだろう。だから相撲ファンは誰も八百長があると知って観戦しているのです。
だから今頃になって、テレビやマスコミが大騒ぎしている事に違和感を感じるのですが、それで得をしているのは誰だろうか? 確かに今回はメールを使った八百長の物的な証拠が残ってしまっているから処分はしなければなりませんが、彼らはなぜ先輩たちがしてきた方法で八百長の打ち合わせをしなかったのだろうか? メールは削除してもサーバーに残るから、警察が調べればいっぺんにばれてしまう。
おそらく調べれば幕内力士も八百長に関与しているのでしょうが、昔ながらの伝統的な方法で打ち合わせをして八百長をしていれば、裁判でも八百長は無いということになっているだから問題にはならなかったはずだ。徹底的に調べれば横綱から大関にいたるまで八百長に関与しているだろう。相撲通が見れば八百長であることはすぐに分かるが、相撲は勝敗を争うのではなく決まり技を見せることが相撲なのだ。
今はウィキリークスが問題になっていますが、アメリカもメ−ルなどを使うから秘密がばれてしまうのであり、最重要な情報は大使が直接に口伝で伝えている。形を残さなければばれる心配も無く「記憶に無い」と言えばそれで終わってしまう。金のやり取りも直接手渡しでやるべきで、振込みなど使うのはばれるのが当たり前だ。だから相撲協会は八百長のやり方も力士に十分指導して歴史と伝統を守らせるべきだったのだ。
政治と金の問題も同じようなものであり、闇献金と政治とは切っても切り離しが出来ない。政治家を調べれば全部が全部、あやしい金を出し入れをしているだろう。政治と金は小沢一郎だけの問題ではないのですが、官僚やアメリカにとって都合の悪い政治家を失脚させるには、政治と金の問題が一番手っ取り早い。それでだめなら事故を装って直接手を下す。マスコミも見てみぬ振りをするからそれで済んでしまう。
この際に相撲協会も公益法人から株式会社化すれば問題はすっきりするだろう。相撲は興行であり、仲間内の多少の八百長もあるとしてみればいいのではないかと思う。プロレスを見れば分かるように本気でガチンコ勝負すれば力士は怪我人だらけで相撲にならなくなってしまう。むしろ相撲協会の金銭感覚が世間とはずれているような、気がしますが、株式会社化してマネジメントをきちんとすべきだ。
相撲の強さはやっている力士が一番良く知っているのであり、相撲通も見れば八百長くさい勝負はすぐに分かるだろう。琴欧洲も8勝勝ち越すと手を抜いてしまうし、把瑠都も優勝しないようにとっているようだ。魁皇も勝ち越しているのが不思議ですが、大関互助会が働いているのだろう。テレビで見ても半分近くが空席の場所が多くて相撲人気も落ち込んでいますが、相撲人気を回復させるにはマネジメントもきちんとして近代化することだ。
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