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時事通信 2月6日(日)12時29分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110206-00000035-jij-spo
大相撲の八百長問題で危機に立つ日本相撲協会(放駒理事長=元大関魁傑)は6日午前、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、3月13日から大阪府立体育会館で予定されていた春場所の中止を正式に決めた。
本場所中止は、戦争で被災した旧国技館の改修が遅れた1946年夏場所以来65年ぶり2度目で、不祥事では初。大相撲史上に残る汚点となった。理事会は午前11時から1時間足らずで終了。放駒理事長らは午後の評議員会で決定を報告した後、記者会見する。
相撲協会は、疑惑を持たれた力士らの調査が長期化する見通しとなり、現状のまま本場所を開くことは国民の理解を得られないことから、開催を断念せざるを得ない状況に追い込まれていた。本場所は協会の根幹事業で、大幅な収入減や一層のファン離れなどかつてない大打撃を受ける。
八百長疑惑は、昨夏の野球賭博事件で警視庁が力士から押収した携帯電話のメール記録から浮かんだ。2日に表面化し、同日の臨時理事会では十両千代白鵬ら3人が八百長への関与を認めた。相撲協会は特別調査委員会(座長・伊藤滋早稲田大特命教授)を設置し、メールに名前が残るなどした力士ら14人を面談調査。3人については関与したと判定したが、さらに詳しい調査が必要だとして、14人に携帯電話などの任意提出を要請。メールの解析と調査に2カ月程度かかるとの見通しを示している。
全協会員対象のアンケート調査では、関与を特定できる回答はなかったというが、調査の進展次第では、5月の夏場所にも影響が出そうだ。
大相撲は昨年の野球賭博事件でも名古屋場所開催が危ぶまれ、NHKが生中継を取りやめるなどの事態に発展。多数の謹慎者を出すなどして開催に踏み切り、再生へ向けて改革に着手したところだった。
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