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本日、6月27日、大嶽親方などへの解雇処分が勧告された。しかし、これは全く事態の解決には役立っていないように見える。 そもそも今回の処分はアンケートに答えて賭博関与を認めた人たちだけに対してのものだ。そして、今後、大相撲関係者約1000人に調査をやると言っているが、それは強制的な調査権限もない委員会が単に聞き取り調査をするに過ぎない。正直者がバカを見るそんな調査をやると言うわけだ。 今問題なのは、大規模に多方面で植民地化が進んでいると言うことだ。そういう実態を明らかにすることがまず必要だ。飛行機事故の時、搭乗員の刑事罰は問わないと言う条件で事故原因の解明が進められる。それと同じで、個人の責任は問わないことにして、どんな手口で、どのような立場の人が動き、何を目的にしていたか、それを調べて明らかにするべきではないだろうか? もう少し具体的に言えば、NHKの大相撲放送枠の問題だ。大相撲人気は、基本的にNHKの放送によって支えられていると言っていい。放送されなくなったら、一挙に大相撲人気は衰えるだろう。逆から言えば、大相撲に割り当てられていた放送枠やその費用を引き継ぐことができたら、そのスポーツはほぼ安泰だと言うことになる。 今、植民地化は非常に大規模に進んでいる。その植民地化に反対するものは、全国どこへ行ってもろくに買い物もできないと言うのが現状だ。個人商店から大手のコンビに、スーパーまで、本当に広くそう言った網がかぶせられていて、よくて下痢をするもの、ひどい場合は簡単に癌になったりするものが仕掛けられた商品が売りつけられる。医薬品もそうで、腸管免疫を高めるために乳酸菌入りの整腸剤を飲もうとしても、まったく効果のないものが売りつけられる。または、非常に薄い毒性を持たせて、長期に飲むとその毒でやられるようになっていると思えるものさえある。 郵政民営化に絡んで行われた郵政公社(日本郵政)の不動産安売り問題は、結局肝心なことはほとんど伏せられたままだ。そしてその陰で少なくとも1000億円規模で不当な利益をむさぼった人たちが多量にいるはずだ。同様に、バブル崩壊の時、それこそ数千億円から一兆円以上の金が不当に一部の人たちへ流れたはずだ。 そして、その結果、日本の植民地化は急激に進んだ。誰もかれもが自分が得たちっぽけな毒まんじゅうを後生大事に抱え込み、他人にそれを指摘されるのが怖くて、一生懸命に植民地化を隠しているわけだ。 しかし、日本は通常の意味での植民地になるとはとても思えない。日本は少なく見積もって200兆円以上の米国債を持っているし、アメリカ政府はそれを償還する意思があるようには見えないからだ。そして、日本は地震大国であり、原発がこの狭い国土に50基以上ある原発大国でもある。 今起こっていることは、大規模な植民地化であり、その行く末は文字通りの日本の破滅、原発震災による国土崩壊ではないのだろうか? メキシコ湾での原油流出事故は、事前にそのような事故が起こると言う予測がされていたと言う。人間の作り上げた技術も、ちゃんとした検証があってやっとまともなものになる。原発が大規模な地震に耐えるかどうかは、しかし、検証されてはいないのだ。 繰り返すが、大相撲の野球賭博事件は、単なる賭博ではないはずだ。これは背後関係を明らかにするためには、多分、格好の事件だ。航空機事故が、起こってしまった場合に非常に大きな影響を与えるがために、関係者の免責をしても事故原因の解明をしているのと同じで、今回の大相撲賭博汚染事件は大掛かりな植民地化が背後にあるのだから、関係者免責の上、事実経過を明らかにすると言うことをやったほうが良い。 それができないと言うなら、それこそ、日本は大規模な原発震災に向かって破滅の道をたどるだけだ。
大相撲、野球賭博汚染、胴元の調査はしたのか?植民地脱却の第一歩は?
罪を憎んで人を憎まずと言う。いっそのこと、今回は一切刑事罰は問わないことにしたらどうか?賭博の背後にいるはずの暴力団も、最近は単なるアメリカの軍産複合体のフロント団体なのだから、彼らも免責だ。
背後にあるのは、行政から一般企業、サラリーマンから主婦層に至るまで、何らかの形で利権に絡め取られているか、マインドコントロールにかかってしまっている日本社会だ。現実の問題は隠され、放置され、それにかかわった人々が滅んでいくのを社会の大部分の人たちは、ほとんど無関心で眺めているか、または、誤解に基づいて彼らは当然の罪を受けたのだと思い込んで喜びさえするのだ。
*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<30>>
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